バッグ作家レイ・リケットさんによるユーモラスでかわいいバッグの展覧会。
2007年度、笑いと感動を巻き起こしたあのバッグたちが、生活工房ギャラリーに帰ってきます!
この夏、家族で、カップルで、もちろん一人でも!リケットさんのバッグの世界を楽しんでください!
という告知文に惹かれて。
世田谷文化生活情報センター生活工房で開催中の・・・
“レイ・リケット バッグ展 BAG, ALL RIGHT!” に足を運んできました。
“笑いと感動を巻き起こすバッグとは、いかに?!”
と、と~~~~~~~~~~っても期待をしていたのですが。
展示されていたのは、ラスベガスをイメージしたバッグだったり、
《city lights》
南極をモチーフにしたバッグだったり。
《シロクマのバッグ/「sink or swim」》
確かに、普通のバッグと比べれば、ユーモラスなバッグではありますが。
“笑いと感動を~” とまでは・・・。
さすがに、バッグ・・・もとい、風呂敷を広げた表現である気がしました。
ただ、決してバッグ作家レイ・リケットさんの作品が悪いのではなく、
勝手にハードルをあげた世田谷文化生活情報センター生活工房の告知文が悪いです (笑)
ただ、無料ですので、三軒茶屋に立ち寄る際に、
ふらっと訪れる分には、十分楽しめる展覧会と言えましょう。
とりあえず、個人的に、今一つレイ・リケットさんの作品に乗り切れなかったのは、
「別にバッグじゃなくてもいいじゃんw」
とツッコミを入れたくなる作品が多かったのが大きな要因かと。
バッグである必然性のようなものが、あまり感じられなかったのです。
オブジェとしては、まぁ、普通の形で、
それが、バッグになっているから、ユーモラスなわけですが。
もし、これが、そのまま帽子になっていたとしても、
ユーモラスさの本質は変わらないような気がするのです。
・・・と、お会いしたことのないレイ・リケットさんの作風に、
チャチャを入れるのも大変失礼な話なので、良かった作品の紹介を。
もちろん良かった作品も何点もあるのですが、
特に印象に残ったのは、マン・レイの代表作 《ミシンと雨傘》 をモチーフにしたバッグ。
この作品を知っている人ならば、思わずニヤッとしてしまう作品の仕上がり具合。
他にも、フリーダ・カーロや岸田劉生の 《麗子像》 など、
美術史に残る名画をモチーフにしたバッグのシリーズが紹介されていました。
“アートテラー的に、こういうバッグを持っていたら、
パーティーとかに呼ばれた際には、目立てるだろうなァ( *´艸`)”
と、密かに妄想してしまいました。
帰ってから、早速、レイ・リケットさんのHPを拝見。
1点ものなので、それなりの価格を予想していたのですが、
意外や意外、そこまで手が出せない価格ではなかったです。
自分の鞄 (=資金) と相談してみます。
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レイ・リケット バッグ展 BAG, ALL RIGHT!
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