日比谷図書文化館で開催中の・・・
“終わりから始まるものがたり―25の問いと100冊の本―” に行ってきました。
「あれっ?このタイトル・・・このイラスト・・・どこかで目にしたような??」
と、デジャヴを感じていたら、こちらの展覧会は、
どうやら昨年春に日本科学未来館で開催された企画展が基になっているようです。
「世界の終わりのものがたり」 が終わったと思ったら、
「終わりから始まるものがたり」 が始まったということなのですね。
展覧会のコンセプトは、基本的には変わらないようで。
一昨年の大震災によって突き付けられた・・・
“すべての物事には終わりがある。”
という真実と向き合う展覧会となっています。
会場では、 「いちばんこわいものはなんですか?」 や、
「地球の終わりを想像したことがありますか?」 など、
全部で25の問いが投げかけられており、
それぞれの問いの近くには、答える上でのヒントとなるような模型やパネルが展示されています。
また、 「終わり」 に関する、あらゆるものが紹介されています。
その中には、こんな 「終わり」 も・・・。
こちらは、ジョン・ケージという作曲家による 《Organ2/ASLSP》 の楽譜。
なんと、この曲は、2001年から演奏が開始され、いまだ演奏が続いているのだとか。
演奏し終えるのは、なんと2640年とのこと!!
あと何年終わらないんだ?!
THE BLUE HEARTSの 『終わらない歌』 だって、ちゃんと3分ちょいで終わるのに (笑)
さらに、日本科学未来館での展覧会とは違い、日比谷図書文化館らしく、
図書館の司書さんが選んだ100冊の本も、問いへのヒントとして紹介されています。
前回のが科学的なアプローチだとすれば、
今回のは思想的なアプローチで、 「終わり」 について考える展覧会。
読書が好きなので、個人的には、今回の展覧会の方が楽しめました。
司書さんが選ぶ本のセンスが良かったので、
むしろ展示されているものよりも、本棚ばかりに目が向いてしまったほどです (笑)
とりあえず、いつか必ずやってくる 「終わり」 の日までに、
今回紹介されていた100冊の本は、全部読んでみようと思いました。
ちなみに、特別展示室での展示は有料 (一般300円) となっていますが。
日比谷図書館の館内の各フロアにて、関連コーナーが展開されており、そちらは無料です。
ただ、そんな関連コーナーの中で、1点だけ気になるものが!
それは、地下1階レストランで行われている、こんな関連企画↓
大好物はナポリタンと、誰が決めたのでしょうか (笑)
念のため、僕個人は、ナポリタンは好きでも嫌いでもないです。
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終わりから始まるものがたり―25の問いと100冊の本―
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