今年一発目のアート映画 (?) は、こちらをセレクト↓
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■道~白磁の人~
監督:高橋伴明
出演:吉沢悠、ペ・スビン
2012年/日本/119分
日韓併合から4年後の1914年、
林業技術者の浅川巧 (吉沢悠) は、朝鮮半島の山々を再生するという決意を胸に海を渡る。
彼は生まれ故郷の山梨を離れ、京城 (現ソウル) へと渡り、朝鮮総督府の林業試験所で働くことになる。
何事にも偏見を持たない巧は、同僚のチョンリム (ペ・スビン) に朝鮮語を習うことにし、めきめき上達していく。
(シネマトゥデイ)
「今でこそ、評価の高い李朝白磁ですが。
一昔前までは、韓国の庶民がキムチを入れる器として使っているくらいに、フツーのものでした。
その白磁の美しさに目を奪われ、研究を重ね、文化的に保護したのが、浅川伯教・巧兄弟。
この映画は、そんな浅川兄弟のうちの弟・巧の半生を丹念に描いたものです。
以前、千葉市美術館で開催された美術展が印象的だったので、僕は二人の名前を知っていましたが。
おそらく多くの日本人には知られていない人物。
そんな人物をあえて映画化した監督の勇気に、何よりも乾杯です。
『白磁の人』 とサブタイトルにあるくらいですから、もちろん白磁の話題は登場しますが。
意外にも、全体から見れば、映画における白磁の割合 (?) は、30%ほど。
映画としてのメインは、浅川巧と同僚のチョンリムの友情を軸に描かれる日韓の交流でした。
いまでも、日韓問題はビミョ~な気がしますが、
この当時は、もっともっとビミョ~な時代であり、
そんな中でも、自分の信念を曲げず韓国に溶け込もうとした浅川巧の生き様が爽やかに描かれます。
もはや白磁そっちのけで、いい映画。
アートはあまり関係ないけど、いい映画でした。
特に、ラストシーンは、泣けます。目からチャミスルです。
全体的には、いい映画だったのですが。
浅川兄弟とともに、朝鮮民族美術館の設立に奮闘した美術評論家の柳宗悦を、
二股でお馴染み (?) の塩谷俊が演じていたことだけが気になりました (笑)
朝鮮民族美術館の設立実現のため、土下座をするシーンがあったのですが、
二股交際の謝罪会見で見せたあの時の涙の謝罪のほうが、胸を打つものがあった気がします。
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(星4つ)」
~映画に登場する名品~
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■道~白磁の人~
監督:高橋伴明
出演:吉沢悠、ペ・スビン
2012年/日本/119分
日韓併合から4年後の1914年、
林業技術者の浅川巧 (吉沢悠) は、朝鮮半島の山々を再生するという決意を胸に海を渡る。
彼は生まれ故郷の山梨を離れ、京城 (現ソウル) へと渡り、朝鮮総督府の林業試験所で働くことになる。
何事にも偏見を持たない巧は、同僚のチョンリム (ペ・スビン) に朝鮮語を習うことにし、めきめき上達していく。
(シネマトゥデイ)
「今でこそ、評価の高い李朝白磁ですが。
一昔前までは、韓国の庶民がキムチを入れる器として使っているくらいに、フツーのものでした。
その白磁の美しさに目を奪われ、研究を重ね、文化的に保護したのが、浅川伯教・巧兄弟。
この映画は、そんな浅川兄弟のうちの弟・巧の半生を丹念に描いたものです。
以前、千葉市美術館で開催された美術展が印象的だったので、僕は二人の名前を知っていましたが。
おそらく多くの日本人には知られていない人物。
そんな人物をあえて映画化した監督の勇気に、何よりも乾杯です。
『白磁の人』 とサブタイトルにあるくらいですから、もちろん白磁の話題は登場しますが。
意外にも、全体から見れば、映画における白磁の割合 (?) は、30%ほど。
映画としてのメインは、浅川巧と同僚のチョンリムの友情を軸に描かれる日韓の交流でした。
いまでも、日韓問題はビミョ~な気がしますが、
この当時は、もっともっとビミョ~な時代であり、
そんな中でも、自分の信念を曲げず韓国に溶け込もうとした浅川巧の生き様が爽やかに描かれます。
もはや白磁そっちのけで、いい映画。
アートはあまり関係ないけど、いい映画でした。
特に、ラストシーンは、泣けます。目からチャミスルです。
全体的には、いい映画だったのですが。
浅川兄弟とともに、朝鮮民族美術館の設立に奮闘した美術評論家の柳宗悦を、
二股でお馴染み (?) の塩谷俊が演じていたことだけが気になりました (笑)
朝鮮民族美術館の設立実現のため、土下座をするシーンがあったのですが、
二股交際の謝罪会見で見せたあの時の涙の謝罪のほうが、胸を打つものがあった気がします。
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~映画に登場する名品~
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