午年特別企画!都内で騎馬像いくつ探せるか(後編)
「新年一発目は午年らしい企画を。」 と、何とか捻り出した (?) のが、 “都内で騎馬像いくつ探せるか” というチャレンジ企画。前編では、4つの騎馬像を探し出すことに成功しました!これで打ち止めかと思いきや、まだまだ都内に騎馬像があることが判明。意外と、騎馬像ってあるものなのですね (汗)まず向かったのが、九段下。こちらには、僕と同じ苗字の大山巌の騎馬像があるようです。...
View Articleメイド・イン・ジャパン南部鉄器
今回ご紹介するのは、パナソニック 汐留ミュージアムで開催中の “メイド・イン・ジャパン南部鉄器” 。「-伝統から現代まで、400年の歴史-」 と副題にあるとおり、江戸時代に作られた南部鉄器の名品から、最新の南部鉄器までを紹介する展覧会です。南部鉄器と聞いてイメージするのは、まぁ、こんな感じですよね↓【即納可】岩鋳製南部鉄器 急須 3型アラレ...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画となっておりますので、どうぞお気軽にご参加くださいませ定員になり次第、募集は〆切らせて頂きますので、よろしくお願いします。1/25(土) 展示の演出にこだわった美術館の旅。 今回お届けするのは、展示の演出にこだわった美術館を厳選して2館ご紹介させて頂くアートツアーです。...
View Article第七十五話 国宝ハンター、3年目に突入する!
~前回までのあらすじ~ 謹賀新年 旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。 皆様の温かい声援のおかげで、これまでに560件もの国宝に出合うことが出来ました。 本年も一層多くの国宝を紹介することを目指し、誠心誠意ハンティングする覚悟でございます。 なにとぞ本年も倍旧のご支援のほどお願い申し上げます。...
View Article木島櫻谷 -京都日本画の俊英-
泉屋博古館 分館で開催中の “木島櫻谷 ―京都日本画の俊英―” に行ってきました。こちらは、明治時代から昭和にかけて京都で活躍した木島櫻谷 (1877~1933) の25年ぶりの回顧展です。今でこそ、あまり名の知られていない木島櫻谷 (このしまおうこく) ですが。当時は、毎年のように大きな展覧会で入賞する超実力派で、京都画壇で竹内栖鳳と人気を二分するほどの人気画家だったのだとか。ちなみに、こちらの...
View Article大浮世絵展
現在、江戸東京博物館では、国際浮世絵学会の創立50周年を記念した “大浮世絵展” が開催されています。“「大」 浮世絵展” と大きく出ただけあって、ラインナップは超豪華。菱川師宣の 《見返り美人図》 に始まって、(注:展示は、1/28~2/16です)喜多川歌麿の 《当時三美人 冨本豊ひな 難波屋きた...
View Article和歌を愛でる
今回ご紹介する美術展は、根津美術館で開催中の “和歌を愛でる” 。根津美術館のコレクションの中から、重要文化財9件を含む和歌にまつわる平安時代から江戸時代の名品約30件を紹介する美術展です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)正直なところ、和歌にまつわる美術品なんて、和歌が書かれた懐紙や、和歌集を切断し掛軸に仕立てた古筆切くらいなもので、...
View ArticleFilm:27 『道~白磁の人~』
今年一発目のアート映画 (?) は、こちらをセレクト↓■道~白磁の人~ 監督:高橋伴明 出演:吉沢悠、ペ・スビン 2012年/日本/119分 日韓併合から4年後の1914年、林業技術者の浅川巧 (吉沢悠) は、朝鮮半島の山々を再生するという決意を胸に海を渡る。彼は生まれ故郷の山梨を離れ、京城 (現ソウル)...
View Article向井潤吉と四季 「冬」
駒澤大学駅から歩くこと約10分。閑静な住宅街の中に、向井潤吉アトリエ館があります。門に、向井潤吉という表札が掲げられていることからもわかるように、こちらは、もともとは、洋画家・向井潤吉のアトリエ兼住居だった建物だそうで。向井潤吉本人によって、生前に美術館に改装され、660余点の作品とともに世田谷区に寄贈されたのだとか。...
View Article隠﨑隆一 事に仕えて
今回ご紹介するのは、菊池寛実記念 智美術館で開催中の “隠﨑隆一 事に仕えて” という展覧会。現代の備前焼を代表する陶芸家である隠﨑隆一さん (1950~) の作品の全貌を紹介する展覧会です。隠﨑隆一さんのことを存じ上げなかったので、「備前焼か~。なかなか地味そうな展覧会だなァ」と思いながら、美術館に足を運んだのですが。いざ会場で待ち受けていたのは・・・・・...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《上野東照宮(東京都台東区)》
上野東照宮へ行ってきました。かつては日本唯一の金箔唐門で知られていたそうなのですが・・・。5年前の唐門の姿には、その面影は全く無し。しかし、5年にも及ぶ大改修工事が終わった今、上野東照宮の唐門は、かつての輝きを取り戻したのです!なんということでしょう!!それに伴って、あの伝説的な彫刻職人の作品も、かつての色彩を取り戻したようです。...
View Article楽茶碗と新春の「雪松図」
すっかり三井記念美術館の新春の恒例として定着した感のある・・・円山応挙の筆による国宝 《雪松図屏風》 を観てきました。会期は、明日まで。かなり滑りこみです (汗)毎年のように、 《雪松図屏風》 に詣でて (=観て)...
View Articleプライベート・ユートピア ここだけの場所
現代アート好きの皆様、お待たせいたしました (?)本日ご紹介するのは、東京ステーションギャラリーにて開催中の・・・(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)“プライベート・ユートピア ここだけの場所 ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在”...
View Article第七十六話 国宝ハンター、バスを待つ!
~前回までのあらすじ~ 日本全国の国宝をすべて目にすることは可能なのか。 そんなチャレンジを続けて、早3年目に突入した国宝ハンター。 これまでに目にした国宝の数は、562。 どの国宝との出合いにも、それなりのドラマがあったように思えます。 いや~、国宝って本当にいいもんですね~昨年の5月以来、いまふたたびの奈良へ。そして、いまふたたびの興福寺国宝館へ。実は、まず間違いなく、前回もこちらで、...
View Articleクリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美
現在、上野では、東京国立博物館と東京都美術館のコラボ企画 “日本美術の祭典” が開催中。東京国立博物館と東京都美術館の両館で開催される3つの美術展を結ぶ特別なプロジェクトで、2400円という超お得な価格の3館共通券が、前売り券として発売されていたのも話題になりました。さてさて、そのうちの1つを飾る美術展が、東京国立博物館の “クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美”...
View Article人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―
昨日は、東京国立博物館で開催中の “クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美” を紹介しましたが。それと同時開催されているのが、 “人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―” という美術展です。こちらは、人間国宝 (重要無形文化財保持者) に焦点を当てたもので、これまでに人間国宝に認定された全104名の物故作家 (※) 全員の作品が紹介された空前の美術展です。(※...
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