城西大学東京紀尾井町キャンパス3号棟にやって来ました。
こちらは、昨年オープンしたばかりの出来たてホヤホヤのキャンパス。
何でも、この中に、無料の博物館があるというのです。
城西大学と言えば、すでに千葉県の東金市に城西国際大学水田美術館という浮世絵の美術館があるわけで。
こちらの紀尾井町にある博物館も、当然、浮世絵を取り扱っているのかと思いきや・・・
Oishi Fossil Gallery.
Fossil・・・つまり化石です。
そう。こちらは、なんと化石を専門にした博物館。
城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリーでは、
大石道夫東大名誉教授が寄託した約1億年前の化石コレクションが、無料で展示されています。
驚くべきは、城西大学にも城西国際大学にも、化石を研究する学部が無いとのこと。
つまり、大学の研究の一環として展示しているのでなく、
純粋に、街のため世のために、化石コレクションを公開しているのです。
なんと太っ腹な。
展示されている化石は、ブラジルやレバノンの水生生物が中心です。
そう聞いて、
「な~んだ。恐竜の化石じゃないんだ・・・」
とガッカリした皆様、甘いです。
おそらく、皆様がイメージする魚の化石は・・・
(こちらは、以前、東京大学総合研究博物館で目にした化石です)
こういう魚拓のようなタイプではないでしょうか。
もちろん、大石化石ギャラリーにも、このような化石もありましたが。
しかし、こちらの大石化石ギャラリーで展示されているのは、
これまでの魚の化石のイメージの概念 (?) を変える驚くべき魚の化石ばかり。
魚拓っていうか、ほぼそのままの魚の形が残った化石です。
ウロコやひれ、中にはエラのあるものまで。
あまりに、そのままの姿すぎて、 「作り物では?」 と思ってしまったほど (←もちろん本物!)
まさに奇跡的な化石です。
ちなみに、これらの化石は、ノジュール (団塊) という地層中に出来た球形の塊を、
丁寧にパカッと彫り割ると、姿を現すことがあるとのことです。
まるでガチャポンのようですね (笑)
これらの魚の化石も貴重ですが、さらに輪をかけて貴重なのがイタスクスというワニの化石。
なんと、こちらは世界でたった2体しかないという激レアな化石。
まさか、そんな化石が紀尾井町で無料で公開されているとは。
世界中の化石ファンが知ったら、卒倒するに違いありません (笑)
水生生物の化石だからと、足を運ばないのは、何とももったいない話です。
さて、それくらいレベルの高い化石コレクションを持ちながら、
ただの化石ファンのための博物館にするのではなく、一般の人が楽しめる博物館を目指しているのが、
こちらの城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリーの最大の魅力。
化石=アートと捉え、絵画のように壁にズラッと並べて展示してみたり。
時には、足もとに展示してみたり。
また、タッチパネル端末を希望者に無料で貸し出しており、
操作をすれば、知りたい化石の情報が見られるようになっています。
他にも、10日前に予約すれば、学芸員さんによる体験プログラムが楽しめるなど、
化石ファンでない方にも自信を持ってオススメ出来るホスピタリティの充実した博物館でした。
ちなみに、アートテラー的に、アートとして気になった化石を2点ご紹介。
まずは、ピュクノドゥス科の一種の化石。
パッと見た時は、頭が手前で尾が奥にある3D的な化石なのかと思いましたが、どうやら違うようです。
こういうフォルムの魚なのだとか。
こんなにも縦横比がおかしなことになっている魚は初めて見た気がします。
それと、キュクロバティス・オリゴダクテュルス。
これは、もう完全に 『ライオン・キング』 です (笑)
水生生物の化石を心行くまで堪能した後、
大石化石ギャラリーを出ると、その少し先にある階段の踊り場に・・・
大型肉食恐竜の骨格が!!
不意打ちも不意打ち。
リアルにビビりました。
(トイレ行ってて良かった~)
10位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在12位)
皆様、下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
こちらは、昨年オープンしたばかりの出来たてホヤホヤのキャンパス。
何でも、この中に、無料の博物館があるというのです。
城西大学と言えば、すでに千葉県の東金市に城西国際大学水田美術館という浮世絵の美術館があるわけで。
こちらの紀尾井町にある博物館も、当然、浮世絵を取り扱っているのかと思いきや・・・
Oishi Fossil Gallery.
Fossil・・・つまり化石です。
そう。こちらは、なんと化石を専門にした博物館。
城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリーでは、
大石道夫東大名誉教授が寄託した約1億年前の化石コレクションが、無料で展示されています。
驚くべきは、城西大学にも城西国際大学にも、化石を研究する学部が無いとのこと。
つまり、大学の研究の一環として展示しているのでなく、
純粋に、街のため世のために、化石コレクションを公開しているのです。
なんと太っ腹な。
展示されている化石は、ブラジルやレバノンの水生生物が中心です。
そう聞いて、
「な~んだ。恐竜の化石じゃないんだ・・・」
とガッカリした皆様、甘いです。
おそらく、皆様がイメージする魚の化石は・・・
(こちらは、以前、東京大学総合研究博物館で目にした化石です)
こういう魚拓のようなタイプではないでしょうか。
もちろん、大石化石ギャラリーにも、このような化石もありましたが。
しかし、こちらの大石化石ギャラリーで展示されているのは、
これまでの魚の化石のイメージの概念 (?) を変える驚くべき魚の化石ばかり。
魚拓っていうか、ほぼそのままの魚の形が残った化石です。
ウロコやひれ、中にはエラのあるものまで。
あまりに、そのままの姿すぎて、 「作り物では?」 と思ってしまったほど (←もちろん本物!)
まさに奇跡的な化石です。
ちなみに、これらの化石は、ノジュール (団塊) という地層中に出来た球形の塊を、
丁寧にパカッと彫り割ると、姿を現すことがあるとのことです。
まるでガチャポンのようですね (笑)
これらの魚の化石も貴重ですが、さらに輪をかけて貴重なのがイタスクスというワニの化石。
なんと、こちらは世界でたった2体しかないという激レアな化石。
まさか、そんな化石が紀尾井町で無料で公開されているとは。
世界中の化石ファンが知ったら、卒倒するに違いありません (笑)
水生生物の化石だからと、足を運ばないのは、何とももったいない話です。
さて、それくらいレベルの高い化石コレクションを持ちながら、
ただの化石ファンのための博物館にするのではなく、一般の人が楽しめる博物館を目指しているのが、
こちらの城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリーの最大の魅力。
化石=アートと捉え、絵画のように壁にズラッと並べて展示してみたり。
時には、足もとに展示してみたり。
また、タッチパネル端末を希望者に無料で貸し出しており、
操作をすれば、知りたい化石の情報が見られるようになっています。
他にも、10日前に予約すれば、学芸員さんによる体験プログラムが楽しめるなど、
化石ファンでない方にも自信を持ってオススメ出来るホスピタリティの充実した博物館でした。
ちなみに、アートテラー的に、アートとして気になった化石を2点ご紹介。
まずは、ピュクノドゥス科の一種の化石。
パッと見た時は、頭が手前で尾が奥にある3D的な化石なのかと思いましたが、どうやら違うようです。
こういうフォルムの魚なのだとか。
こんなにも縦横比がおかしなことになっている魚は初めて見た気がします。
それと、キュクロバティス・オリゴダクテュルス。
これは、もう完全に 『ライオン・キング』 です (笑)
水生生物の化石を心行くまで堪能した後、
大石化石ギャラリーを出ると、その少し先にある階段の踊り場に・・・
大型肉食恐竜の骨格が!!
不意打ちも不意打ち。
リアルにビビりました。
(トイレ行ってて良かった~)
10位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在12位)
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