金魚とアートを融合させた人気アートイベントの “アートアクアリウム展”。
そのプロデューサーの木村英智さんが新たに仕掛けるアート展に行ってきました。
その名も、 “江戸桜ルネッサンス ~夜桜うたげ~”。
今回のモチーフは、ズバリ 「花見」 です。
江戸時代の歌舞伎者の屋敷で開催される、一足早い花見というテーマで会場が演出されていました。
アートアクアリム展の場合は、会場のあちらこちらで金魚が舞い泳いでいましたが。
今回の場合は、会場のあちらこちらに桜が舞い踊っています。
例えば、和桜並木道。
両サイドにズラリと並んでいるのは、桜柄の着物たち。
現代の一流作家が手がけた着物もあれば、
江戸時代に作られた希少価値の高い着物もありました。
普通の美術展 (?) で展示されるよりも、
数倍オシャレな展示スタイルだったように思えました。
さすが、あのアートアクアリウムのプロデューサー。
日本の伝統美をスタイリッシュに展示することに関しては、一廉の人物のようです。
また、江戸時代より360年続く和紙問屋・小津和紙とコラボした桜和紙の門や、
重要無形文化財に指定されている伊勢型紙を使った伊勢型桜の間も、純粋に美しかったです。
(伊勢型紙を通した光が壁一面に投影され、光と影を作り出すインスタレーション作品)
中でも、特に圧巻だったのが、江戸桜リウム 。
江戸切子のグラス1000個からなる高さ約2.5mの 「江戸切子シャンデリア」 と、
桜の花びらをデザインしたという 「サクラリウム」 を合わせた複合作品です。
確かに、 “アートアクアリウム展” に負けず劣らず、美しくスタイリッシュな空間に仕上がっていたのですが。
う~ん。。。。。
“アートアクアリウム展” のような感動は、ほとんど感じられませんでした。
なんというか、想定内?
金魚とアートのコラボは、想像が付かなかったので、感動に結びついた気がするのですが。
今回に関しては、誰でも思いつくとまでは言いませんが、どこかで目にしたことがあるような印象を受けました。
センスのある百貨店なら、これくらいのショーウインドウディスプレイはしているのでは?
あと、単純に、 「これって、オシャレでしょ?」 って押しつけがましさがあったような (笑)
まぁ、 “粋” ではなかったです。
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江戸桜ルネッサンス ~夜桜うたげ~
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