P&Pギャラリーに行ってきました。
こちらは凸版印刷が企画・運営する印刷博物館内にある無料のギャラリー。
これまでには、 “日本のロングセラー商品展” や、
“世界のブックデザイン2010-11” など、当然、 「印刷」 にまつわる展覧会が開催されてきました。
そんなP&Pギャラリーで、現在、開催されているのが、
「印刷」 は 「印刷」 でも、平面ではなく立体の印刷、つまり3Dプリンティングに迫る展覧会。
“3Dプリンティングの世界にようこそ!” は、6月1日までの開催です。
会場には、今話題の3Dプリンターの実物が展示されていました。
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率直な感想としては、 「意外と小さい!」 。
でも、その秘めた可能性は、限りなく大きいものでした。
会場には、3Dプリンターで作られたものが、
素材ごとに展示されており、そのうちの多くは実際に手に取ることが出来ました。
プリンターで作ったとは到底思えないほど、しっかりずっしりした造り。
3Dプリンターで作ったフィギュアに関しては、
プロの造形家が作ったものと大差がないレベルでした。
3Dプリンターが、ここまで進化していたとは。。。
さらに、興味深かったのは、3Dプリンターの意外な活用法を紹介したコーナーです。
例えば、3Dプリンターを使えば、平面的な地図を、簡単に立体的にすることが可能とのこと。
また、3Dプリンターを使えば、それぞれの方にフィットする義足を簡単に制作することも可能。
まさに夢のようなマシーンです。
先にある気がしていた未来が、予想以上に近づいていたことに、ちょっと興奮してしまいました。
個人的に一番嬉しかった展示は、
トーハクが所蔵する 《遮光器土偶》 を3Dプリンターで再現したものでした。
見た目だけでなく重さも完全再現。
もちろん手に取ることも可能です。
初めて、あの 《遮光器土偶》 (…のレプリカ) を持ってみました。
ちょっとどころか、わりと興奮 (笑)
いやぁ、意外とズッシリしていました。
ちなみに、他にも3Dプリンターで再現されたトーハク所蔵の土偶がありましたが。
こちらの 《ヤマネコ土偶》 は、だいぶズッシリ。
持った感じは、 《遮光器土偶》 の倍近い重さを感じました。
ほぼ鈍器。
要所要所で楽しめましたが、全体を振り返ってみると、
「展覧会というよりは、3Dプリンターの商品発表会って感じだったなァ」
という印象。
幕張メッセとか東京ビッグサイトあたりで開催されていそうな。
(星なし)
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