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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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とに~が判定!2014年度ハズせない展覧会ランキング

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毎年恒例となりました “ハズせない展覧会ランキング” 。
もちろん今年度もお届けいたします。
2014年度は、2013年度以上に大混戦!
ランキングを決めるのに、2時間もかかってしまいました。
それでは、業界の一部が注目するランキング、10位からカウントダウンです。


☆ Ranking ランキング

第10位 “ヴァロットン展 ―冷たい炎の画家”
(展覧会HPは、こちら

<開催> 三菱一号館美術館
<会期> 2014年6月14日(土)~2014年9月23日(火・祝)


ヴァロットン


日本初のヴァロットンの回顧展。
「ヴァロットン?それ、うめぇのか?」 というくらいに未知数の画家ではありますが。
経験則上、そういう未知数の画家の美術展のほうが、化ける可能性高し!
という意味でも、大いに期待しています。


第9位 “不思議な動き キネティック・アート展”

<開催> 損保ジャパン東郷青児美術館
<会期> 2014年7月8日(火)~2014年8月24日(日)


キネティkック


動く美術作品。
もしくは、目の錯覚により動いて見える作品。
それが、キネティック・アートです。
キネティック・アートに特化した美術展は、おそらく史上初なのでは?



第8位 “寺山修司とあしたのジョー展(仮)”

<開催> 練馬区立美術館
<会期> 2014年7月8日(火)~2014年8月24日(日)


現在開催中の “野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―” も絶好調な練馬区立美術館。
その企画力の高さは、他の追随を許しません。
そんな練馬区立美術館が、初のアニメをテーマにした展覧会を開催。テーマは、 『あしたのジョー』 です。
ただ、そこは練馬区立美術館、一ひねりも二ひねりもあるそうです。
伝説として語り継がれる “力石徹の葬儀” を会場で完全再現するとのウワサもあり。



第7位 “没後150年記念 歌川国貞”

<開催> 太田記念美術館
<会期> 2014年10月1日(水)~2014年11月24日(月・祝)


「歌川国貞?誰??」 という方も、いらっしゃるでしょうが。
実は、歌川国貞は、北斎、広重、歌麿、国芳と肩を並べるほどの浮世絵界きっての実力者。
この浮世絵界最後の大物の大々的な展覧会が、満を持して開催されるのです!
これは、もう浮世絵ファンならずとも目が離せません!!
ちなみに、非公認ながら、歌川国貞展応援隊長を務めることにしました (笑)
その皮切りに、こんなイベントを開催します。




第6位 “太古の哺乳類展(仮)”

<開催> 国立科学博物館
<会期> 2014年7月12日(土)~2014年10月5日(日)


これまでに “大哺乳類展” は開催されていましたが。 (3つ星でした!)
それは、現役 (?) の哺乳類を対象にした展覧会でした。
今年の夏に開催されるのは、今は無き、太古の時代を生きた哺乳類にスポットを当てた展覧会。
不思議な哺乳類が多数登場予定とのこと。
これは、アート関係なく、純粋に楽しみ!



第5位 “ウフィツィ美術館展(仮)”

 《パラスとケンタウロス》               《東方三博士の礼拝》

パラスとケンタウロス   東方三博士の礼拝   


<開催> 東京都美術館
<会期> 2014年10月11日(土)~2014年12月14日(日)


ウフィツィ美術館展が開催されるというだけでも驚きですが。
ボッティチェッリの 《パラスとケンタウロス》
さらには、 《東方三博士の礼拝》 の来日が予定されていると聞かされてしまっては・・・。
10月11日が待ち遠しすぎます。



第4位 “台北 國立故宮博物院-神品至宝-”
(展覧会HPは、こちら

故宮博物院


<開催> 東京国立博物館
<会期> 2014年6月24日(火)~2014年9月15日(月)


前述のボッティチェリ作品の来日も衝撃的ですが、上には上が。
なんと國立故宮博物院門外不出の神品 《翠玉白菜》 が奇跡の初来日!
《翠玉白菜》 の展示期間は、
6月24日(火)~7月7日(月)と短めですが、会期中無休、しかも毎日20時まで開館とのことです。
ちなみに、今年のトーハクは、他にも魅力的な展覧会が目白押し。
“特別展「キトラ古墳壁画」” も、国宝ハンター的にはハズせない “日本国宝展” も楽しみです。



第3位 “だまし絵Ⅱ”

司書  ジュゼッペ・アルチンボルド 《司書》


<開催> Bunkamuraザ・ミュージアム
<会期> 2014年8月9日(土)~2014年10月5日(日)
[予定]

あの伝説の美術展 “奇想の王国 だまし絵展” の続編が開催決定!
前回があれだけ面白かったのですから、今回も絶対に面白いに決まってます。
これは、もう鉄板。



第2位 “オルセー美術館展 印象派の誕生”
(展覧会HPは、こちら

オルセー


<開催> 国立新美術館
<会期> 2014年7月9日(水)~2014年10月20日(月)


この手のタイプの美術展は、メインに有名なのが1作品、ドーンとあって、
あとは、それなりの作品が賑やかして、なんとなく美術展として成立させるってパターンですが。
今回の “オルセー美術館展” は、マネの 《笛を吹く少年》 だけでなく、
ミレーの 《晩鐘》 に、カイユボットの 《床に鉋をかける人々》 に、モネ 《サン=ラザール駅》 に…etc
大河ドラマ並みに主役級の作品が、多数ラインナップされています。



第1位 “超絶技巧!明治工芸の粋 ―村田コレクション一挙公開―”
(展覧会HPは、こちら

<開催> 三井記念美術館
<会期> 2014年4月19日(土)~2014年7月13日(日)


三井


あまりに面白すぎて、思わず前後編で書いてしまった “江戸の粋・明治の技 柴田是真の漆×絵” から約5年。
超パワーアップした美術展が、再び三井記念美術館で開催されます。
今回は、柴田是真だけでなく、正阿弥勝義、高瀬好山、安藤禄山など、
明治工芸界の超プロフェッショナルたちが大集合するとのこと。
これは、是が非でも行かねばなりません!
僕だけでもなく、皆にも行ってもらわねばなりません!
というわけで、4月19日の初日にアートツアーを企画します。
一緒に行きましょう♪


この他にも紹介しきれなかった展覧会が、まだまだまだ・・・あります!
いや、今年は昨年以上に、気になる展覧会が盛りだくさん。
間違いなく、当たり年です。
それらすべての展覧会を紹介してみせますので、どうぞお付き合い下さいませ。




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