32年ぶりの改修工事を完了し、リニューアルオープンした渋谷区立松濤美術館。
このリニューアルオープンを記念して、新たにロゴマークが誕生いたしました!
さらに、今年度より、展覧会がさらにパワーアップするとのこと。
それに伴って、これまで一般300円だった入館料が、特別展ごとに変わるそうです。
決して、便乗値上げではありませんので、皆様、どうぞ誤解のなきように!
さてさて、そんな渋谷区立松濤美術館が、
リニューアルオープン一発目に自信を持ってお送りするのが・・・
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
“ねこ・猫・ネコ” という美術展。
前期 (4/5~4/28) と後期 (4/29~5/18) で一部の作品を入れ替えながら、
猫を題材にした絵画・彫刻を多数紹介するというネコ好き必見のプログラムです。
会場は、ニャンとも猫だらけ!
古代エジプトの猫から、
江戸時代に描かれた猫、
洋画に描かれた猫など、
さまざまなタイプの猫が取り揃えられていました。
中には、重要文化財の猫や台北からやってきた猫もいます。
猫を集めた美術展というアイディア自体は、
もしかしたら目新しいものでもないのかもしれませんが。
ここまで質・量ともにレベルの高い “ネコ展” は、そうはありません。
そういう意味では、ネコ好きはもちろん、ネコ好きでなくても見逃せない美術展です。
(事実、担当学芸員さんは、ネコ嫌いだそうですw)
ごくまれに可愛くないネコもいましたが (笑)
基本的には、思わず頬が緩む愛くるしい猫ばかり。
個人的には、 「眠る猫」 を特集したコーナーに、めちゃめちゃ癒されました。
《睡猫図》 原在正 絹本着彩 江戸時代 大阪市立美術館蔵
特に、西山翠嶂の 《猫児(眠)》 は、絶品。
画像が無くて恐縮ですが、その究極のモフモフ感を、是非会場で味わって頂きたいものです。
それと、昨年、練馬区立美術館で初の回顧展が開催され、
美術ファンの話題をかっさらった牧野邦夫の作品も展示されていました。
(《白の憂羅》:写真左)
この作品だけ異様にオーラを放っていました。
さすが牧野邦夫。借りてきた猫とはなりません。
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ねこ・猫・ネコ
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