今年も、江戸東京博物館の恒例企画と化した大河ドラマと連動した特別展が開催されています。
“特別展 軍師官兵衛” は、7月13日まで。
昨年の “特別展 八重の桜” は、
新島八重自身が歴史上の人物としてはビミョ~なだけに、結構ビミョ~な展覧会でしたが。
今回の主人公である黒田官兵衛は、
《黒田如水像》
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に重用された人物だけあって、
展示されていた関連資料は、いつになく貴重なものばかりだった気がします。
また、それらの資料を、ただ並べるだけでなく、
演出を交えながら、黒田官兵衛の生涯を浮き彫りにするように展示していたのが印象的でした。
なんともドラマチック。
一本の大河ドラマを観ているかのようでした。
・・・・・だったら、もう大河ドラマ観なくてよくない?
展示品の多くが、手紙や書状ということもあって、
歴史好きな人でなければ、楽しめないところもありましたが。
《朱漆塗合子形兜・黒糸威五枚銅具足 小具足付》 をはじめとする・・・
鎧兜、それもヘンテコな鎧兜ばかりが展示されているのは、純粋に楽しかったです。
このシュールな造形力は、間違いなくアート。
雨が降ったら、水が溜まってしまうこと必至の兜です。
なぜ、こんな形にしたし?!
他にも、 《銀箔押一の谷形兜 紺糸威胴丸具足 小具足付》 や、
《金瓢箪頭立蟹爪脇立六十二間星兜》
《黒漆塗桃形大水牛脇立兜》 など、
インパクト大の鎧兜が紹介されていました。
これらの鎧兜を見て、なぜか 『キン肉マン』 を連想してしまいました。
悪魔超人っぽい?
ともあれ、黒田官兵衛のセンスを疑いました (笑)
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特別展 軍師官兵衛
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