根津美術館で7月13日まで開催中の “カラフル 中国・明清工芸の精華” に行ってきました。
こちらは、根津美術館コレクションの一角を担う明清工芸品、
その魅力を、 “カラフル” という切り口で紹介する美術展です。
赤あり、
青あり、
黄色あり。
想像以上に、カラフルな世界が広がっていました。
また、展示室がシックでモノトーンな空間であるだけに、
明清工芸品のカラフルな世界が、より映えていた気がします。
色合いがカラフルだったのは、もちろんですが。
展示されている作品のテイストもカラフルだったのが、何よりも印象的でした。
《青磁玉壺春瓶》 (中国・清時代) のように、
実は青磁ではないのに、釉薬で青磁を再現してしまっている超絶技巧的でビューティフルな工芸品がある一方で。
《緑彩龍文鉢》 (中国・明時代) のように、
どことなく、ゆるキャラを彷彿とさせるほっこり系のピースフルな工芸品も多々ありました。
そういう意味では、
「陶磁器の美術展って何か苦手なんだよなぁ。。。(^^;)」
という方にも取っつきやすいユースフルでジョイフルな美術展です。
ちなみに。
個人的に一番印象に残っているのは、楽しげに展示されたたくさんの香合の中にいた・・・
《染付象香合》 (中国・清時代) です。
・・・・・象??
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カラフル 中国・明清工芸の精華
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