本日は、ポーラミュージアムアネックスに行ってきました。
開催されていたのは、 “『見晴らす展』 日本のけしきを彫る人 田中圭介” という美術展。
こちらは、1976年生まれの彫刻家・田中圭介さんの初となる大型個展です。
失礼ながら、今回の美術展を通じて、初めて田中圭介さんを知ったのですが。
クスノキの角材にミニチュア的風景を彫り込み、
アクリル絵の具で彩色する独特な木彫作品は、シュルレアリスムな世界を彷彿とさせ、僕の好みにストライク!
出合って数秒で、田中圭介ワールドにハマってしまいました。
例えば、こちらは 《吐景》 と名付けられた作品。
確かに、角材から、 「うげぇ~~」 っと森が吐き出されているようです。
(※お食事中の方、失礼いたしました)
また、こちらは 《傾柱》 という作品。
傾く柱。
現実にあったら、欠陥住宅以外の何物でもないですが。
こちらの作品は、傾いていても不思議とイヤな感じはしません。
他にも、額縁をモチーフにした 《展景》 や、
滝のようなものが目を引く 《落景》 など、
独創的なな作品が多数ありました。
本当は全部紹介したくらいですが、キリがないのでこの辺りで。
田中圭介さんの生み出す作品の最大の特徴は、
確実に初めて目にするにも関わらず、心の原風景で一度目にしたことがあるような気がするところ。
作品を観るたびに、デジャヴを感じるのです。
全作品余すことなく、デジャヴを感じました。
最終的には、あまりにデジャヴを感じすぎて、
この美術展を前に一度観たことがあったような気さえしてきました (笑)
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『見晴らす展』 日本のけしきを彫る人 田中圭介
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