2011年にオープンしたという慶應義塾大学アート・スペースに行ってきました。
慶應義塾大学アート・スペースというくらいだから、
慶應義塾大学のキャンパス内にあるのだろうと、さまようこと10数分。
一向にそれらしきスペースが見つからないので、
警備員さんに尋ねてみたところ・・・
「アート・スペースなら、キャンパスの外だよ。」
と、教えられました。
ギャフン。
なんでも三田キャンパス正門の向かいに新設されたばかりの南別館の1階にあるとのこと。
どうりでキャンパス内で見つからなかったわけです。
さてさて、そんなこんなで辿り着いた慶應義塾大学アート・スペースで開催されていたのは・・・
“光の在処―イミ・クネーベル” という美術展。
こちらは、ドイツの美術家イミ・クネーベルの作品を紹介する美術展です。
《無題(フリー鉛筆素描)》 をはじめ、
1972年から2006年に至るまでのクネーベル作品が14点ほど展示されていました。
ちなみに、イミ・クネーベルは、ヨーゼフ・ボイスのもとで学んだドイツの美術家です。
色彩と絵画面の関係を追求する画家として知られており、
構成主義的なコンセプチュアル・アート作品を数多く制作しています。
と、あえて難しい美術用語を使ってみましたが。
それくらいにイミ・クネーベルの作品は、一筋縄ではいきません。
シンプルにして難解。
イミ・クネーベルというより、イミ・フメーデアルといった感じでした (←これが言いたかっただけw)
とは言え。
意味不明ながらも、イヤな意味不明さではなく。
哲学的で精神性があり、どことなく居心地の良さを覚える意味不明さではありました。
また嬉しいことに、無料の美術展でありながら、
慶應義塾大学アート・スペース特製のパンフレットが貰えます。
全18ページカラーで読みごたえもバッチリ。
(←今回の会場風景写真も掲載)
こちらを読みながら観賞すれば、イミ・クネーベルの作品が少しわかった気になれるかも。
田町に用がある際は、ふらっと立ち寄りたって頂きたい美術展です。
(ただし、大学の施設ゆえ、土日祝は休館)
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光の在処―イミ・クネーベル
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