上から目線であることは重々自覚していますが。
先日、山種美術館の “水の音 ―広重から千住博まで―” を観賞して、
「千住博さん、意外とやるじゃん!滝だけじゃないじゃん!」
と感銘を受けたので、千住博さんのパブリックアートがあるという羽田空港第2旅客ターミナルへ行ってきました。
千住博さんのパブリックアートと言えば、以前に副都心線新宿三丁目駅にある作品を紹介しましたが。
そちらは、例によって、いつもの滝のヤツ (?) です。
しかし、羽田空港第2旅客ターミナルに設置されていたのは、
滝ではなく、湖畔の絵。
それも朝の湖畔が描れています。
朝の湖畔があるということは・・・
夜の湖畔も。
この対の作品は、ともに2階に設置されています。
「他にも千住博作品があるのかなぁ?」
と、エスカレーターで上の階を目指したところ、早速、千住博作品を発見!
天井から吊るされていました。
タイトルは、 《風の渓谷》 とのこと。
こちらも滝じゃありません。
さらに、5階の天井にも千住博作品を発見!
こちらは、銀河をテーマにした天井画のようです。
すでに、かれこれ4点もの千住博作品と出合っています。
「もうさすがに無いだろう。」
と思っていたら、変化球的な千住博作品を発見!
千住博×牛。
どういうコラボ?
千住博さんのパブリックアートが設置されているとは聞いていましたが、まさか5点もあるとは。
しかも、他の作家のパブリックアートは1点も設置されていないのに。
羽田空港は、完全に千住博の一社提供でお送りされています (←?)
ちなみに。
第2旅客ターミナルのマーケットプレイスに流れているBGMは、
千住博さんの弟である作曲家の千住明さんが、兄の作品からインスパイアされて作曲したものだそうで。
演奏しているのは、妹のバイオリニスト・千住真理子さんなのだとか。
羽田空港における千住家の支配力は絶大です。
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