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ワンダフル ワールド

東京都現代美術館で開催中の “ワンダフル ワールド”に行ってきました。
ちなみに、こちらの展覧会の正式なタイトルは、
“ワンダフル ワールド こどものワクワク、いっしょにたのしもう みる・はなす、そして発見!の美術展” 。
そのタイトルからもわかるように、子供が楽しめる美術展であることに最もウエイトが置かれていました。

とは言っても、 「子どもが楽しめる美術展=大人は楽しめない美術展」 には非ず。
「子どもが楽しめる美術展=大人も楽しめる美術展」 に仕上がっていました。
5人の出品作家さんは、それぞれ真剣に子供が楽しめる作品を制作したのでしょう。
子どもダマシな作品は一つもありませんでした。

5人の出品作家の中で特に印象的だったのが、船井美佐さんが手がけたスペースです。

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船井美佐



スペースの中心に設置されたこの巨大なオブジェは、中に入って遊べる体験型作品。
しかも、すべり台完備。

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すべり台



これは楽しいに決まっています。
また、こちらのスペースには、こんなものも↓

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木馬?



船井美佐さんなりのアレンジがくわえられた木馬です。
子どもは、この作品に乗って遊びことが可能。
これまた楽しいに決まっています。

何よりも、船井美佐さんの作品が素晴らしいのは、
遊べることを大前提にしつつも、アート作品として観てもきちんと美しさは感じられること。
こちらのスペースの壁に設置された作品群も美しかったです。

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船井美佐

(↑大人なら、ロート製薬のCMを思わず連想?)


また、クワクボリョウタさんの新作 《ハローワールド!》 も印象的でした。

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ハローワールド
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ハローワールド



ギミックが作動すると、照明がその影を照らすという作品です。
シンプルな仕掛けなのですが、一度観始めると、ついつい飽きずにじーっと観続けてしまいました。
猫に猫じゃらし。とに~に 《ハローワールド!》 です。
ちなみに、こちらは、赤ちゃんの視覚世界を探求した作品とのこと。
僕の視覚は、赤ちゃん並みなのでしょうか?


体験型ではないですが、橋本トモコさんの絵画を用いたインスタレーション空間も素敵でした。

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橋本トモコ
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橋本トモコ



大人も楽しめる美術展ではありますが。
子どもと楽しむのがベター。
僕のように子どもがいない人は、せめて子どもがいるであろう時間に合わせて観賞しましょう。
そして、不審者扱いされない程度に、子どもたちが楽しんでいる様子を目に焼き付けましょう。
(作品数は少ないので、大人一人では10分くらいしかもたないです・・・)
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会場内全て写真撮影可というのも嬉しいところ。




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