~前回までのあらすじ~
日本にある国宝をすべて観る。
そんな無謀とも言えるチャレンジに青春を捧げる (?) 国宝ハンター。
チャレンジ開始から、ついに4年目の夏を迎えました。
今年の夏は、山形へ行ったり、栃木へ行ったり。
汗を掻きながらも、計5件の国宝をハンティングしました。
そんな国宝ハンターの夏、日本の夏。
半年以上ぶり、4度目の京都。
今回も、もちろん高速バス。
で、京都に到着したその足で、京都バス。
バス・ツー・バス。
さすがに、背中が凝り固まります。。。
さて、京都駅から約1時間ほどかけてやってきたのは、大原。
京都の中心地から距離があるので、これまでの国宝ハンティングの旅では、避けていましたが。
残りの国宝も500件を切ったことですし、いつまでも避けてはいられません。
「本気になったら、大原!」 というフレーズもあるくらいなので、
今回は、思い切って大原三千院へと足を運ぶことにしたのです (←大原違い!)
お目当ての国宝が安置されているのは、境内にある往生極楽院。
《木造阿弥陀如来及両脇侍坐像(往生極楽院阿弥陀堂安置)》(ジャンル:彫刻) がいらっしゃいました。
予想していたよりも大きかったというのが、率直な第一印象。
建物がこじんまりしていたので、若干窮屈そうな印象を受けました。
とは言え、センターの阿弥陀仏とサイドを固めるが放つ観音菩薩と勢至菩薩の放つオーラは圧巻。
思わず手を合わせて祈らずにはいられない有難みがありました。
「今後も無事に国宝ハンティングの旅が続けられますように」 と祈った後、ふと室内に目をやると・・・
10月15日よりトーハクで開催される “日本国宝展” のポスターが。
“あぁ、もうそろそろ開催されるのかぁ・・・ん?
ポスターに使われている仏像、目の前にいる勢至菩薩に似てるなぁ。
似てるってか、そっくりじゃん。クリソツじゃん。
本人じゃん!!”
・・・ということは。
考えたくないけど、整理しましょう。
今回、わざわざ大原まで足を運ばなくても、来月トーハクで観られたのです。
なんて日だ!
「何かの手違いがあって、トーハクでの展示が取りやめになりますように」 と祈りました。
大原から失意のままバスへ。
そして、京都駅に帰着。
どうにか気を取り直し、レンタサイクルを借りて、次なる目的地を目指します。
目指すは、地図に載っていない京都一小さな拝観寺院こと宝菩提院願徳寺。
地図に載っていないからと、本当に地図を持っていかなかったら、大変なことになりました。
宝菩提院願徳寺が、どこにあるのか全く分からないのです。
勘で自転車をこぎ続けること2時間半。
さすがに体力の限界が近づき、今回は断念しようとしたその瞬間です。
「あきらめないでっ」
という声が脳裏に響きました。
あの声は、確かに真矢みきでした。(←面識は全く無い)
なので、諦めるのを諦め、もう少し奮闘。
道行く人に尋ねながら、ようやく宝菩提院願徳寺へ。
・・・・・完全に閉まってます。
と、思いきや、インターフォンがありました。
「すいません。拝観させて頂きたいのですが」
すると、インターフォン越しに、
「うちは仏像しかないよ。庭は無いけど、それでもいい?」
との返答が。
京都のお寺を観光したい方には物足りないのでしょうが、国宝ハンター的には、全く問題なしです。
「はい。是非!」
中に入れて頂きました。
そして、 《木造菩薩半跏像〈(伝如意輪観音)/(本堂安置)〉》(ジャンル:彫刻) を拝観。
なかなかなイケメンでした。
「今後も無事に国宝ハンティングの旅が続けられますように。
あわよくば、あなたくらいのイケメンになれますように」 と祈った後、ふと室内に目をやると・・・
2006年にトーハクで開催された “仏像 一木にこめられた祈り” のポスターが。
トーハクに来たことがあったのですね。。。
「もうトーハクで展示されることがありませんように」 と祈りました。
今現在の国宝ハンティング数 597/1090
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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そんな無謀とも言えるチャレンジに青春を捧げる (?) 国宝ハンター。
チャレンジ開始から、ついに4年目の夏を迎えました。
今年の夏は、山形へ行ったり、栃木へ行ったり。
汗を掻きながらも、計5件の国宝をハンティングしました。
そんな国宝ハンターの夏、日本の夏。
半年以上ぶり、4度目の京都。
今回も、もちろん高速バス。
で、京都に到着したその足で、京都バス。
バス・ツー・バス。
さすがに、背中が凝り固まります。。。
さて、京都駅から約1時間ほどかけてやってきたのは、大原。
京都の中心地から距離があるので、これまでの国宝ハンティングの旅では、避けていましたが。
残りの国宝も500件を切ったことですし、いつまでも避けてはいられません。
「本気になったら、大原!」 というフレーズもあるくらいなので、
今回は、思い切って大原三千院へと足を運ぶことにしたのです (←大原違い!)
お目当ての国宝が安置されているのは、境内にある往生極楽院。
《木造阿弥陀如来及両脇侍坐像(往生極楽院阿弥陀堂安置)》(ジャンル:彫刻) がいらっしゃいました。
予想していたよりも大きかったというのが、率直な第一印象。
建物がこじんまりしていたので、若干窮屈そうな印象を受けました。
とは言え、センターの阿弥陀仏とサイドを固めるが放つ観音菩薩と勢至菩薩の放つオーラは圧巻。
思わず手を合わせて祈らずにはいられない有難みがありました。
「今後も無事に国宝ハンティングの旅が続けられますように」 と祈った後、ふと室内に目をやると・・・
10月15日よりトーハクで開催される “日本国宝展” のポスターが。
“あぁ、もうそろそろ開催されるのかぁ・・・ん?
ポスターに使われている仏像、目の前にいる勢至菩薩に似てるなぁ。
似てるってか、そっくりじゃん。クリソツじゃん。
本人じゃん!!”
・・・ということは。
考えたくないけど、整理しましょう。
今回、わざわざ大原まで足を運ばなくても、来月トーハクで観られたのです。
なんて日だ!
「何かの手違いがあって、トーハクでの展示が取りやめになりますように」 と祈りました。
大原から失意のままバスへ。
そして、京都駅に帰着。
どうにか気を取り直し、レンタサイクルを借りて、次なる目的地を目指します。
目指すは、地図に載っていない京都一小さな拝観寺院こと宝菩提院願徳寺。
地図に載っていないからと、本当に地図を持っていかなかったら、大変なことになりました。
宝菩提院願徳寺が、どこにあるのか全く分からないのです。
勘で自転車をこぎ続けること2時間半。
さすがに体力の限界が近づき、今回は断念しようとしたその瞬間です。
「あきらめないでっ」
という声が脳裏に響きました。
あの声は、確かに真矢みきでした。(←面識は全く無い)
なので、諦めるのを諦め、もう少し奮闘。
道行く人に尋ねながら、ようやく宝菩提院願徳寺へ。
・・・・・完全に閉まってます。
と、思いきや、インターフォンがありました。
「すいません。拝観させて頂きたいのですが」
すると、インターフォン越しに、
「うちは仏像しかないよ。庭は無いけど、それでもいい?」
との返答が。
京都のお寺を観光したい方には物足りないのでしょうが、国宝ハンター的には、全く問題なしです。
「はい。是非!」
中に入れて頂きました。
そして、 《木造菩薩半跏像〈(伝如意輪観音)/(本堂安置)〉》(ジャンル:彫刻) を拝観。
なかなかなイケメンでした。
「今後も無事に国宝ハンティングの旅が続けられますように。
あわよくば、あなたくらいのイケメンになれますように」 と祈った後、ふと室内に目をやると・・・
2006年にトーハクで開催された “仏像 一木にこめられた祈り” のポスターが。
トーハクに来たことがあったのですね。。。
「もうトーハクで展示されることがありませんように」 と祈りました。
今現在の国宝ハンティング数 597/1090
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