12月2日より、エルメスが主催する特別エキシビジョン “レザー・フォーエバー” が開催されています。
1837年の創業以来、レザーと深いつながりを持つエルメス。
そんなエルメスのレザーの世界を辿る “レザー・フォーエバー” は、
これまでに、上海、ロンドン、香港、マドリードなど各都市を巡回し、絶賛を博しているそうです。
待望となる日本展の会場は、なんと東京国立博物館の表慶館。
ネオバロック様式の歴史ある建築物とエルメスの世界は、不思議なほどに調和していました。
レザーについて紹介する工房のような部屋や、
エルメスの代名詞ともいうべきケリーバッグを紹介する部屋や、
エルメスが “メゾンにとって最初のお客様” と考えている馬との関わりを紹介する部屋など、
会場は、全部で12のルームで構成されていました。
個人的に一番印象に残ったのが、エルメスがスペシャルオーダーに応えた製品の数々を紹介した部屋でした。
例えば、こちらの写真に映っているのは、
リンゴを持ち運ぶための特別なケースとのこと。
・・・・・・・・。
『DEATH NOTE』 の死神リュークくらいリンゴが好きな人がスペシャルオーダーしたのでしょう。
また、こちらは、ペガサスのための鞍とのこと↓
スペシャルオーダーするほうも、するほうですが。
実際に本気で作ってしまうエルメスも、エルメスです。
才能の無駄遣いの最高峰という感じがしました。 (←褒め言葉です)
エルメスの才能の無駄遣いと言えば、こんな作品も。
白のオーストリッチの革でつくられたサイのオブジェです。
その名も、ズーズー。
一流ブランドが最高峰の技術を注いでオブジェを制作すると、
こんなにも存在感と重厚感がスゴいオブジェが完成するのですね。
さてさて、展示のラストは、各都市の特徴によって制作されるインスタレーションルーム。
日本ヴァージョンは、このように制作されたようです↓
日本=盆栽。
いや、他にも日本的なものは、あったのでは??
最後の最後で、なんかショックでした (笑)
とは言え、無料とは思えない気合の入った展覧会。
見応えたっぷりです。
ファッションやブランドに興味のある方は、是非とも押さえておきたい展覧会でしょう。
ちなみに、足を運んでみようと思われた方へ。
こちらの展覧会は、事前に入場引換券をダウンロードしておく必要があります。
ご注意のほどを↓
“レザー・フォーエバー” 入場引換券ダウンロード ページ
ご注意ついでに、もう一つ。
会場内にレザー製の仕切 (?) があったのですが。
見た目よりも、重いです (笑)
サラッとは進ませてくれません。
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