街を歩けば、きっと貴方もパブリックアートに出会うはず。
しかし、美術館の中に展示されている作品と違って、
パブリックアートの作品は、誰にも守ってもらえません。
そう、パブリックアートは、常に、危機的状況に晒されているのです!
不定期にお送りしているこの企画 「パブリックアートは泣いている…。」 では、
街中で偶然発見した “悲しいことになっているパブリックアート”、 通称 “悲パブ” をご紹介してまいります。
皆さま、パブリックアートには優しく接しましょう。
このブログの数ある企画の中でも唯一の社会派企画 「パブリックアートは泣いている…。」 。
2年ぶりの復活です。
というのも、かなり悲しいことになっているパブリックアートに遭遇してしまったのです。
これは、取り上げねばなりません。
その作品とは、菊池寛実記念 智美術館のすぐ近くにある・・・
小笠原伸行さんの 《三つの響き合う形》 。
KAJIMA彫刻コンクール大賞作品です。
数ヶ月前までは、特に悲しいことになっていなかったのですが。
先日通ったら、悲しいことになっていました。
赤丸で囲んだところに注目ください。
作品に直に何かが貼られています。
その正体が、こちら↓
誰だ、9月16日22時45分頃に、ここでスケボーした奴は?!
そいつのせいで、3つの響き合う形全てに、張り紙が貼られてしまっていました。
まるで龍安寺の石庭のように (?) 、巧い具合に、どの角度から見ても張り紙が。。。
張り紙が全く見えない位置は無いものなのか。
作品の周囲をグルグルと巡ってみました。
あ、ここなら見えませんね。
が、しかし。
横に目を向けると、ビルのガラスにバッチリ張り紙が映り込んでいました。
作家の小笠原さんは、泣いている…。
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CASE4 小笠原さんは泣いている・・・。
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