現在、LIXILギャラリーでは、
元・INAX ギャラリーらしく (?) タイルをテーマにした展覧会が開催されています。
その名も、 “タイルが伝える物語―図像の謎解き―展” です。
展示されているのは、約70点の装飾タイル。
と言っても、普通の美術館に展示されるような、ただ綺麗なタイルではなく、
大衆へのメッセージを含んだタイル、言うなれば、メディアとしての機能を持ったタイルが紹介されています。
例えば、こちらは聖書の場面を題材にしたタイル。
こちらは、説話を題材にした中国のタイル。
こちらは、イスラーム教の教えを題材にしたタイルです。
100年近く前のタイルから、紀元前のタイルまで。
さまざまな年代の世界各国のタイルが紹介されていたわけですが。
共通して言えるのは、多少のヒビや欠けはあるものの、
ほぼ当時のままの色鮮やかな姿で、現存しているということ。
確かに、劣化してしまう絵画や書籍 (紙媒体) と比べて、
メディアという側面で考えたら、タイルほど耐久性のあるものはないのかもしれません。
とにかく色が美しい。
その一言に尽きます。
数ある展示品の中で、特に印象的だったのが、ヨーロッパの子どもの遊びを描いたタイルです。
輪っかを棒で転がして遊ぶ謎の遊びが、ヨーロッパの子どもたちに大人気だったようです。
この遊びが流行っていたのは、昭和の日本だけかと思っていたので、
意外と歴史が深く、意外とワールドワイドな遊びだったことが判明して、衝撃を受けました。
僕は、この遊びを子供の頃にしたことがないのですが、そんなに楽しい遊びなのでしょうか?
ちなみに、こちらの展覧会も良かったのですが、
ギャラリー3で開催されていた “和田 的 陶展” も、個人的にはオススメしたいところです。
(“和田 的 陶展” は、1月13日まで)
「わだてき」 と書いて、 「わだあきら」 と読む和田的さんは、
すでに数々の陶芸の賞を受賞している注目の若手陶芸家 (現在36歳) です。
何よりも衝撃だった作品が、和田さんが製作した椅子の上に置かれた 《満月》 という作品。
にわかには信じられませんが、この完璧な球体は、磁器作品です。
彫刻刀で丹念に削り出すことで、この球体の磁器を作り上げたのだそうです。
まさに超絶的な技術と集中力の持ち主です。
他にも、こんな磁器作品や、
こんな磁器作品も。
今まで目にしたどんな磁器作品よりも、スタイリッシュでした。
白一色なのに、見飽きることがなかったです。
ちなみにちなみに、ギャラリー2では、 “宮田亮平展 ―海へ―” が開催されていました。
(“宮田亮平展 ―海へ―” は、2月21日まで)
宮田亮平と言ったら、イルカ。
イルカと言ったら、宮田亮平 (もしくは、城みちる) 。
というくらいに、イルカをテーマにした作品を発表し続ける金工作家・宮田亮平さん。
当然、今回展示されていた作品も、イルカをテーマにしたものでした。
ぶれなさすぎ。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在3位です)
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元・INAX ギャラリーらしく (?) タイルをテーマにした展覧会が開催されています。
その名も、 “タイルが伝える物語―図像の謎解き―展” です。
展示されているのは、約70点の装飾タイル。
と言っても、普通の美術館に展示されるような、ただ綺麗なタイルではなく、
大衆へのメッセージを含んだタイル、言うなれば、メディアとしての機能を持ったタイルが紹介されています。
例えば、こちらは聖書の場面を題材にしたタイル。
こちらは、説話を題材にした中国のタイル。
こちらは、イスラーム教の教えを題材にしたタイルです。
100年近く前のタイルから、紀元前のタイルまで。
さまざまな年代の世界各国のタイルが紹介されていたわけですが。
共通して言えるのは、多少のヒビや欠けはあるものの、
ほぼ当時のままの色鮮やかな姿で、現存しているということ。
確かに、劣化してしまう絵画や書籍 (紙媒体) と比べて、
メディアという側面で考えたら、タイルほど耐久性のあるものはないのかもしれません。
とにかく色が美しい。
その一言に尽きます。
数ある展示品の中で、特に印象的だったのが、ヨーロッパの子どもの遊びを描いたタイルです。
輪っかを棒で転がして遊ぶ謎の遊びが、ヨーロッパの子どもたちに大人気だったようです。
この遊びが流行っていたのは、昭和の日本だけかと思っていたので、
意外と歴史が深く、意外とワールドワイドな遊びだったことが判明して、衝撃を受けました。
僕は、この遊びを子供の頃にしたことがないのですが、そんなに楽しい遊びなのでしょうか?
ちなみに、こちらの展覧会も良かったのですが、
ギャラリー3で開催されていた “和田 的 陶展” も、個人的にはオススメしたいところです。
(“和田 的 陶展” は、1月13日まで)
「わだてき」 と書いて、 「わだあきら」 と読む和田的さんは、
すでに数々の陶芸の賞を受賞している注目の若手陶芸家 (現在36歳) です。
何よりも衝撃だった作品が、和田さんが製作した椅子の上に置かれた 《満月》 という作品。
にわかには信じられませんが、この完璧な球体は、磁器作品です。
彫刻刀で丹念に削り出すことで、この球体の磁器を作り上げたのだそうです。
まさに超絶的な技術と集中力の持ち主です。
他にも、こんな磁器作品や、
こんな磁器作品も。
今まで目にしたどんな磁器作品よりも、スタイリッシュでした。
白一色なのに、見飽きることがなかったです。
ちなみにちなみに、ギャラリー2では、 “宮田亮平展 ―海へ―” が開催されていました。
(“宮田亮平展 ―海へ―” は、2月21日まで)
宮田亮平と言ったら、イルカ。
イルカと言ったら、宮田亮平 (もしくは、城みちる) 。
というくらいに、イルカをテーマにした作品を発表し続ける金工作家・宮田亮平さん。
当然、今回展示されていた作品も、イルカをテーマにしたものでした。
ぶれなさすぎ。
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