台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡 2005-2014
現在、TOTOギャラリー・間では、通算150回目の記念展として、“台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡 2005-2014” が開催されています。こちらは、全世界の建築関係者&建築ファンが完成を待ちわびている、世界的な建築家・伊東豊雄さんの最新作 《台中メトロポリタンオペラハウス》...
View Article近代工芸案内―名品選による日本の美
現在、東京国立近代美術館 工芸館では、“近代工芸案内―名品選による日本の美” という展覧会が開催されています。こちらは、東京国立近代美術館 工芸館のコレクションの中から選りすぐりの約130点を紹介する展覧会です。出展作家は、超豪華なラインナップ。まさに工芸界のオールスターが勢ぞろいといった印象です。初代宮川香山に、芹沢銈介に浜田庄司に、北大路魯山人に、今年、菊池寛実記念...
View Article雪と月と花 ~国宝「雪松図」と四季の草花~
現在、三井記念美術館では、雪と月と花という切り口でコレクション作品を紹介する、“雪と月と花 ~国宝「雪松図」と四季の草花~” という展覧会が開催されています。ストレートに (?) 、雪や月、花が描かれている絵画や工芸品もあれば、 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)《粉引茶碗 銘残雪》 や、 粉引茶碗 銘残雪 朝鮮時代・16世紀 三井記念美術館蔵《備前徳利花入 銘雨後月》...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《虎ノ門ヒルズ(東京都港区)》
若干、旬が過ぎた感は否めませんが。虎ノ門ヒルズへと行ってきました。こちらに足を運ぶのは、6月のHills Breakfast出演時以来です。そのHills Breakfastでのスピーチの中で、パブリックアートを 『街中で探してみよう』 と熱く語っているわけですが。11月末、僕が語っていた、ちょうどその場所に、なんと新たなパブリックアートが完成したのだそうです。「とに~!うしろ、うしろ~!」...
View Article17th DOMANI・明日展
今年もこの季節がやってまいりました。文化庁の新進芸術家海外研修制度により海外派遣された若手芸術家の成果を発表する展覧会、“DOMANI・明日展” が、いよいよ今年も国立新美術館にて始まりました。今回は、今注目すべき日本の現代陶芸家の一人と評される青木克世さんや、 髪の毛やほこりで建築物アートを作ってしまう岩崎貴宏さんをはじめ、...
View Article俵有作展-水墨の波動-
誰だかよくわからない芸術家 (←失礼!) を取り上げながらも、確実に、満足度・充足度の高い美術展を開催し続けている練馬区立美術館。そんな練馬区立美術館では、現在、 “俵有作展-水墨の波動-” が開催されています。俵有作。やっぱりというか、なんというか・・・誰だかよくわかりません (←失礼!)ある時は、日本の古玩具・古民具の収集家。郷土玩具考 (1966年) (郷土玩具研究シリーズ〈第1期 別冊...
View Articleタイルが伝える物語―図像の謎解き―展
現在、LIXILギャラリーでは、元・INAX ギャラリーらしく (?) タイルをテーマにした展覧会が開催されています。その名も、 “タイルが伝える物語―図像の謎解き―展”...
View ArticleBook:17 『北斎と応為(上)(下)』
今年ラストに読んだ芸術家をテーマにした小説は、こちら↓ ■北斎と応為 作者:キャサリン・ゴヴィエ 出版社: 彩流社 発売日:2014/6/12 ページ数:(上)272ページ (下)300ページ浮世絵師・北斎の娘、応為 (おうい) こと葛飾お栄の謎に包まれた生涯を描き出す!「美人画では娘に敵わない」 と北斎をして言わしめた実在の娘・お栄 (画号は応為)...
View Articleキャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の・・・(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)“キャプテン・クック探検航海と 『バンクス花譜集』 展” に行ってきました。展覧会のタイトルにある 『バンクス花譜集』...
View Article八木良太展「サイエンス / フィクション」
今年も神奈川県民ホールでは、約1300㎡という広大なスペースを使った現代アート展が開催されています。今回、白羽の矢が立ったのは、身近にあるものを題材にして、そのものが持つ新たな可能性を引き出す作品に定評のあるアーティスト・八木良太さんです。“八木良太展 「サイエンス / フィクション」” と銘打たれた今展覧会は、八木良太さんの過去最大規模の個展。氷で出来たレコードから実際に音が流れる作品...
View Article東京駅100年の記憶
最近、何かと話題なので、改めて言う必要もないとは思いますが。今年12月で東京駅は、開業100周年を迎えました。そこで、そんな東京駅の駅舎内にある東京ステーションギャラリーでは、東京駅開業100年を記念して、 “東京駅100年の記憶” という展覧会が開催されています。近代建築史だけでなく、絵画や文学など、さまざまな視点で東京駅の100年に迫った展覧会です。展覧会のプロローグは、東京駅を設計した...
View Articleレンズ付フィルム展
先日初めて、日本カメラ博物館に行ってまいりました。宝島社の地下にあります。 国内でもここにしかないという世界初の市販カメラを筆頭に、世界各国から集められた歴史的なカメラの名機や珍品を常設している博物館です。もちろん展示の中心は日本のカメラ。明治期のカメラから、近年のデジタルカメラに至るまで約350台のカメラが展示されています。そんな日本カメラ博物館では、現在、特別展として、...
View Article博物館に初もうで
新年明けましておめでとうございます。本年もこれまで以上に、美術を、もっともっと身近なものに、もっともっと楽しいものに、もっともっと笑えるものに感じてもらえるような記事をお届けしてまいります。どうぞよろしくお願いします。さて、今年の美術展始も、トーハク (東京国立博物館) で。今年も、すっかり新年の恒例行事となった感のある “博物館に初もうで”...
View Article没後400年 古田織部展
今年2015年は・・・へうげもの(1) (モーニング KC)/講談社¥566Amazon.co.jp『へうげもの』 の主人公でもお馴染みの武将茶人・古田織部の没後400年に当たる節目の年です。それを記念して、現在、松屋銀座では、 “没後400年 古田織部展” が開催中にて、候。早速、行ってまいりました。展示されているのは、古田織部ゆかりの茶道具約150点。『へうげもの』 のマンガ内にも登場した...
View Articleジョジョっぽくしてみた
これまでに、折を見て、 『ジョジョの奇妙な冒険』 っぽいアート作品を紹介してきましたが。正しくは、数々のアート作品を、主観的に、 『ジョジョの奇妙な冒険』 っぽいと紹介してきましたが。お正月の三が日に、少し暇を持て余したので、それらのアート作品に、ジョジョ風の擬音を付け加えてみることにしました。「さすがとに~!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!...
View Article川瀬巴水展 —郷愁の日本風景―
先日、日本橋界隈をブラブラしていたときのこと。ふと日本橋髙島屋のウィンドウに目をやると、川瀬巴水仕様に! 2013年に千葉市美術館で開催されていた際に行きそびれた “川瀬巴水展 —郷愁の日本風景―”...
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