今年2015年は・・・
へうげもの(1) (モーニング KC)/講談社
¥566
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『へうげもの』 の主人公でもお馴染みの武将茶人・古田織部の没後400年に当たる節目の年です。
それを記念して、現在、松屋銀座では、 “没後400年 古田織部展” が開催中にて、候。
早速、行ってまいりました。
展示されているのは、古田織部ゆかりの茶道具約150点。
『へうげもの』 のマンガ内にも登場した 《萩割高台茶碗 銘「是界坊」》 や、
(注:展示は1月9日まで)
《織部耳付茶入 銘「餓鬼腹」》 も展示されています。
侘び茶を極めた千利休とは対照的に、
ひょうげた (=ふざけた、おどけた) 造形美を創出したとされる古田織部。
千利休の世界が古本屋とするならば、古田織部の世界はまるでヴィレッジヴァンガードのよう。
《黒織部茶碗 (織部花押)》
《鳴海織部州浜形手鉢》
なので、出来ることならば、
展示されている茶道具に、真面目なキャプションではなく、手描きのPOPを添えて欲しかったです。
作品一つ一つは、かなりひょうげているのに、
展示自体は意外と真面目だったため、妙なズレを感じずにはいられませんでした。
まぁ、松屋銀座なので、あまりひょうげられないのかとも思ったのですが。
展示スペース以外では、 『へうげもの』 のメンバーが松屋銀座のあちこちをジャック。
このノリが、展示室内でも発揮されていたらなぁ。。。
ちなみに。
個人的に、もっとも 「はにゃあ」 となった茶道具が、 《黒織部百合文茶碗》 。
ひょうげているのに、悪ノリ感は全く無く、
むしろ、そのひょうげ方に、貫禄すら感じられる茶道具でした。
そして、ちょっとダンディー。
人に例えるなら、高田純次。
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没後400年 古田織部展
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