現在、渋谷区立松濤美術館では、毎年恒例の “松濤美術館公募展” が開催中です。
観シュランガイドでは、公募展は取り上げていないので、今回はスルーしよう・・・・・と思っていたのですが!
なんでも、 “1930-1985 没後30年 ロベール・クートラス展” なる展覧会が同時開催されているとのこと。
ロベール・クートラスという人物が何者なのか気になるので足を運んでみることにしました。
さてさて、結果から言いますと、ロベール・クートラスはパリ・モンパルナス生まれの画家でした。
その作風から、 “現代のユトリロ” とも呼ばれていたそうですが、
そのような形で自分を売り出す画廊と決別し、その後は、貧困の中でひとり孤独な制作を続けたのだそうです。
ロベール・クートラスが、誰に見せるわけでもなく、
自分のために毎夜1枚ずつ制作していたというのが、《Mes Nuits 僕の夜》 と名付けたカルト作品。
フランス語でカルト (carte) 。英語ではカードです。
55歳という若さでこの世を去ったロベール・クートラスが残したカルトの数は、6000枚にも及ぶのだとか!
今回の日本初となるロベール・クートラス展では、そんなカルト作品が多数出展されています。
厚めのボール紙に、お世辞にも上手いとは言えない、でも、絶妙な味がある絵が描かれていました。
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大きさは、縦12cm×横6cmほど。
ちょうどiPhoneケースくらいの大きさです。
入場料が無料ということもあったのでしょうが。
平日にもかかわらず、かなりのお客さんで会場が賑わっていました。
ロベール・クートラスのカルトは、カルトな人気があるようです。
だからこそ、ロベール・クートラスのカルトのiPhoneケースを作れば売れるだろうに、と強く思いました。
渋谷区立松濤美術館さん、今からグッズとして制作してみてはいかがですか?
おそらく5人に1人は買う気がしますよ。
もし、ロベール・クートラスのカルトのiPhoneケースがあったら、僕も欲しいです。
その際は、是非、こちらのカルトでお願いします (←?)
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今回の展覧会には、カルト以外にも、
ロベール・クートラスのテラコッタ作品やグワッシュ作品も展示されています。
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無料とは思えない充実の内容でした。
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渋谷に行く機会がありましたら、是非、松濤まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに。
渋谷区立松濤美術館の次回展は、 “いぬ・犬・イヌ展(仮称)” とのこと。
昨年は “ねこ・猫・ネコ” を開催していましたが、今年は犬なのですね (笑)
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位ですImage may be NSFW.
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1930-1985 没後30年 ロベール・クートラス展
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