ギャルリー東京ユマニテでは2年ぶりとなる富田菜摘さんの新作展に行ってきました。
富田菜摘さんと言えば、廃品や廃材を使って、
ユニークで愛らしい動物を制作するアーティストというイメージが強いですが。
前回、開催された “富田菜摘展 おとなの大運動会” では、そのイメージを封印 (←?) 。
新聞や雑誌の切り抜きで制作された少し毒のある人物レリーフ作品を発表していました。
そして、今回の “富田菜摘展 平成浮世絵-役者舞台之姿絵-”も、人物レリーフ作品が中心。
富田菜摘流の 「平成」 の浮世絵、それも役者絵が発表されていました。
例えば、こちらは、『ポポロ』 と 『Myojo』 の切り抜きで制作された 《嵐波五人男》 という作品。
作品タイトルからも、予想が付くとは思いますが。
作品のモチーフとなっているのは、ジャニーズグループの嵐です。
なんでも、メンバーそれぞれのイメージカラーに合わせているとのこと。
ちなみに、大野君は青だそうです。
似てますね。
また、ジャニーズだけでなく、AKB48をモチーフにした作品も。
タイトルは、 《秋葉原遊郭之図》 。
神7に対応しているそうで、左から、
島崎遥香、松井珠理奈、柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃、松井玲奈、山本彩なのだとか。
推しメンというか、レリーフなので、推し面といったところでしょうか。
会場には、この他にも、EXILEや、
お笑い芸人、
読モにグラビアアイドルなどをモチーフにしたレリーフ作品がずらり。
まさに芸能界の縮図のような、華やかで賑やかな展示空間となっていました。
今回の新作群を観て、特に印象に残ったのは、
顔や人物の造形もさることながら、衣装の表現でした。
よくぞ雑誌の切り抜きだけで、ここまで艶やかになるものだと感銘を受けました。
江戸時代っぽさ (浮世絵っぽさ) も感じさせつつ、
雑誌時代は現代のものなので 「今」 を感じさせつつ。
実に、絶妙なラインをついていたように思います。
廃材や廃品を使った動物作品も、新聞や雑誌の切り抜きを使った人物レリーフ作品も。
組み合わせの妙という意味では、
全く別のシリーズというわけではなく、確かに同じ作家の作品なのだと実感。
改めて、富田さんの卓越した造形センスを再確認した展覧会でした。
ちなみに。
人物レリーフ作品だけでなく、動物作品の新作も。
個人的には、フクロウの 《福》 君と、
クジャクの 《マイケル》 君がお気に入りです。
富田菜摘さんと言えば、廃品や廃材を使って、
ユニークで愛らしい動物を制作するアーティストというイメージが強いですが。
前回、開催された “富田菜摘展 おとなの大運動会” では、そのイメージを封印 (←?) 。
新聞や雑誌の切り抜きで制作された少し毒のある人物レリーフ作品を発表していました。
そして、今回の “富田菜摘展 平成浮世絵-役者舞台之姿絵-”も、人物レリーフ作品が中心。
富田菜摘流の 「平成」 の浮世絵、それも役者絵が発表されていました。
例えば、こちらは、『ポポロ』 と 『Myojo』 の切り抜きで制作された 《嵐波五人男》 という作品。
作品タイトルからも、予想が付くとは思いますが。
作品のモチーフとなっているのは、ジャニーズグループの嵐です。
なんでも、メンバーそれぞれのイメージカラーに合わせているとのこと。
ちなみに、大野君は青だそうです。
似てますね。
また、ジャニーズだけでなく、AKB48をモチーフにした作品も。
タイトルは、 《秋葉原遊郭之図》 。
神7に対応しているそうで、左から、
島崎遥香、松井珠理奈、柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃、松井玲奈、山本彩なのだとか。
推しメンというか、レリーフなので、推し面といったところでしょうか。
会場には、この他にも、EXILEや、
お笑い芸人、
読モにグラビアアイドルなどをモチーフにしたレリーフ作品がずらり。
まさに芸能界の縮図のような、華やかで賑やかな展示空間となっていました。
今回の新作群を観て、特に印象に残ったのは、
顔や人物の造形もさることながら、衣装の表現でした。
よくぞ雑誌の切り抜きだけで、ここまで艶やかになるものだと感銘を受けました。
江戸時代っぽさ (浮世絵っぽさ) も感じさせつつ、
雑誌時代は現代のものなので 「今」 を感じさせつつ。
実に、絶妙なラインをついていたように思います。
廃材や廃品を使った動物作品も、新聞や雑誌の切り抜きを使った人物レリーフ作品も。
組み合わせの妙という意味では、
全く別のシリーズというわけではなく、確かに同じ作家の作品なのだと実感。
改めて、富田さんの卓越した造形センスを再確認した展覧会でした。
ちなみに。
人物レリーフ作品だけでなく、動物作品の新作も。
個人的には、フクロウの 《福》 君と、
クジャクの 《マイケル》 君がお気に入りです。