現在、kawaiiの聖地・原宿にある太田記念美術館では、
“江戸ッ娘 －Kawaiiの系譜” という展覧会が開催されています。
こちらは、江戸時代の 「kawaii」 をテーマにした斬新な浮世絵展。
ポスターからして、kawaiiです。
キディランド風？
とは言え、江戸時代と現代では、100年以上の時代差があります。
そうそうkawaii作品なんてあるわけが、、、、、いや、ありました！！
さすがに、江戸時代と現代では、美人の基準が違うので、
人物の顔に関しては、お世辞にもkawaiiとは言い難がったですが。
ファッションは、男の自分から見てもkawaiiと思えるものが多数。
そのまま、東京ガールズコレクションに登場していても、おかしくないくらいでした。
例えば、こちらの金魚柄の着物。
歌川国貞 《江戸名所百人美女 東本願寺》
また例えば、こちらのたんぽぽを大胆にデザインした着物。
歌川国貞 《美人合 春曙》
中には、キャラクターもののような着物もありました。
（柄が小さすぎて、下の画像では、伝わりづらいです。あしからず）
歌川国貞 《時世百化鳥 ぺんぺん草に琴引鳥》
ちなみに、逆に （？） 可愛くなかったのが、
渓斎英泉の 《契情道中双ろく 沼津 見立よしハら五十三つゐ 鶴屋内かしく》 です。
バッタ柄って。。。
どういうセンスをしているのでしょう？？
展覧会では、着物以外にも、簪などの小物や傘などのアイテムのkawaiiにも着目されています。
kawaiiが好きな女子必見の展覧会です。
余談ですが、個人的に最もkawaiiを感じたのは、
江戸美人でも、そのファッションでもなく、歌川国貞の 《桟橋の舟出》 の右上に描かれていたコウモリ。
妙にkawaiiのです。
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江戸ッ娘 －Kawaiiの系譜
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