現在、泉屋博古館分館では、
明治末から昭和戦後にかけて活躍した小川千甕 (おがわせんよう) の初の回顧展、
“小川千甕 縦横無尽に生きる” が開催されています。
「小川千甕?知りませんよう (汗)」
という方は多いのではないでしょうか。
かくいう僕も、その一人。
この展覧会を通じて、初めて知る人物でした。
どんな人物なのかは、展覧会のポスターでばっちり紹介されています。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
↑つまり、こういう人物です。
ちなみに、雅号の 「千甕」 は、京都市立陶磁器試験場で働いていたことと、
自身が近眼 (=ちかめ) だったことのダブルミーニングになっているのだとか。
なかなかオモシロい人物です。
さて、こちらは、小川千甕が31歳の時に、
パリで安井曾太郎や小杉放菴らと撮影した写真です。
この写真の右下に映っているのが、小川千甕。
なぜに、体育座り?
やっぱりオモシロい人物です。
そんなパリ渡欧時代に、あのルノワール本人と会っている小川千甕。
千甕は、その時のことを日記に記しています。
一部が抜粋されていました↓
「白髭がヂゞムサイ」 とか 「死体のような」 とか、相当に毒舌です (笑)
さらには、ルノーアールだったり、ルノアーだったり、と名前も適当。
つくづくオモシロい人物です。
もちろん作品も、本人同様にオモシロいものが多数ありました。
「フフフ」 であったり、 「ガハハ」 であったり、
どの作品にも独特な可笑しみがあるのが何よりも印象的な作家でした。
いやはや、よくぞ小川千甕という人物を探し当てたものです。
泉屋博古館分館の企画力に感服しました。
ちなみに、数ある小川千甕作品の中で、
個人的に印象に残っているのが、 《晩帰》 という一枚です。
(注:展示は4月7日まで)
ユーモラスなタッチではありますが、全体的には寂しい印象。
どことなく、ムンクの作品を彷彿とさせるものがありました。
3人が3人とも、全身青い服。
ユニフォームなのでしょうか?
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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明治末から昭和戦後にかけて活躍した小川千甕 (おがわせんよう) の初の回顧展、
“小川千甕 縦横無尽に生きる” が開催されています。
「小川千甕?知りませんよう (汗)」
という方は多いのではないでしょうか。
かくいう僕も、その一人。
この展覧会を通じて、初めて知る人物でした。
どんな人物なのかは、展覧会のポスターでばっちり紹介されています。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
↑つまり、こういう人物です。
ちなみに、雅号の 「千甕」 は、京都市立陶磁器試験場で働いていたことと、
自身が近眼 (=ちかめ) だったことのダブルミーニングになっているのだとか。
なかなかオモシロい人物です。
さて、こちらは、小川千甕が31歳の時に、
パリで安井曾太郎や小杉放菴らと撮影した写真です。
この写真の右下に映っているのが、小川千甕。
なぜに、体育座り?
やっぱりオモシロい人物です。
そんなパリ渡欧時代に、あのルノワール本人と会っている小川千甕。
千甕は、その時のことを日記に記しています。
一部が抜粋されていました↓
「白髭がヂゞムサイ」 とか 「死体のような」 とか、相当に毒舌です (笑)
さらには、ルノーアールだったり、ルノアーだったり、と名前も適当。
つくづくオモシロい人物です。
もちろん作品も、本人同様にオモシロいものが多数ありました。
「フフフ」 であったり、 「ガハハ」 であったり、
どの作品にも独特な可笑しみがあるのが何よりも印象的な作家でした。
いやはや、よくぞ小川千甕という人物を探し当てたものです。
泉屋博古館分館の企画力に感服しました。
ちなみに、数ある小川千甕作品の中で、
個人的に印象に残っているのが、 《晩帰》 という一枚です。
(注:展示は4月7日まで)
ユーモラスなタッチではありますが、全体的には寂しい印象。
どことなく、ムンクの作品を彷彿とさせるものがありました。
3人が3人とも、全身青い服。
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