Quantcast
Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5005

「JFK-その生涯と遺産」展

$
0
0

東京国立近代美術館は、何度も訪れていますが。
その隣にある国立公文書館本館を訪れるのは、今回が初めて。

国立公文書館 本館


そんな国立公文書館本館では、3月6日から5月10日まで、
“「JFK-その生涯と遺産」展” という展覧会が開催されています。
アメリカのジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館や、
国立公文書館などの国内機関が所蔵する貴重な資料を通じて、
第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディ (1917~1963) の人生を辿る展覧会です。
星
なんと入場無料 (←よっ、大統領!) 。


展覧会は、 「若き日のJFK」 の紹介から始まります。

「若き日の JFK」
(注:館内の写真撮影は、取材用に特別に許可を頂いております)


子ども時代の写真がパネルで展示されていたり、

子供


通知表が展示されていたり、

通知表


海軍時代に関するグッズが展示されていたり。
国立公文書館の展覧会ではありますが、プライベートな展示品の多いコーナーでした。

若き  若き


「大統領への道」 というコーナーを経て、

大統領への道


「ケネディ政権の1,037日」 のコーナーへ。
歴史に残る名演説の映像にはじまり、

歴史に残る名演説


キューバ危機や、

キューバ危機  キューバ危機


アポロ計画など、

アポロ


政権時代に関する貴重な展示品が紹介されているコーナーです。
政治家としてのジョン・F・ケネディの姿が垣間見える興味深い展示でした。

そして、いよいよ 「1963年11月22日」 がやってきます。

1963年11月22日


ケネディ暗殺事件は、もちろん知っていましたが。
展覧会の冒頭から、彼の生涯を巡ってきただけに、
暗殺の事実を突き付けられて、新鮮にショックを受けました。
当時の人々のショックは、いかばかりであったのでしょうか。

新聞


展示されていた中には、ケネディ暗殺を伝える日本の新聞も。
そんな歴史的ニュースを伝える新聞面で、
某醤油会社のトリプルセットなる謎のセットの広告が、結構目立っていました。
当時の人々は、どんな気持ちで、この広告を目にしていたのでしょうか。


展示は、 「JFKと日本」 というコーナーで締めくくられます。

JFKと日本


ジョン・F・ケネディとその一族と日本との関わりを、様々な資料を通じて紹介するコーナーです。
その中に、なぜか少女フレンドが。

「少女フレンド」


実は、かつて少女フレンドでは、2年にわたって、
ケネディ大統領一家の日常生活をモチーフにした 『キャロリン日記』 が連載されていたようです。
その主人公のキャロリンこそが、キャロライン・ケネディ現駐日アメリカ大使なのだとか。
『キャロリン日記』 の主人公が、その後、日本にやってきたとは。
何か不思議な縁を感じますね。




5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位ですダウン
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!

Blogランキングへ   にほんブログ村 美術ブログへ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5005

Trending Articles