東京オペラシティアートギャラリーに行ってきました。
現在は、 “高橋コレクション展 ミラー・ニューロン” が開催中。
精神科医・高橋龍太郎氏の現代アートコレクションから厳選された約140点を紹介する展覧会です。
これまでに何度か高橋コレクションの展覧会は開催されていますが。
今回改めて、そのコレクションの質の高さに驚かされました。
作品ひとつひとつの質が高いのは、当然のこととして。
何よりも驚かされたのは、そのラインナップの充実ぶりです。
ざっと一例を挙げるだけでも、草間彌生さんに、
会田誠さんに、 会田誠 AIDA Makoto 《ジューサーミキサー》
2001 アクリル絵具、キャンバス 290.0×210.5cm Photo:KIOKU Keizo © AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery
奈良美智さんに、 奈良美智 《深い深い水たまりⅡ》 1995 ©Yoshitomo Nara
名和晃平さんに、 名和晃平 NAWA Kohei 《PixCell-Lion》
2015 ミクストメディア 117.2×65.5×239.1cm Photo:表恒匡|SANDWICH
村上隆さん、山口晃さん、蜷川実花さん、Chim↑Pom・・・と、錚々たる顔ぶれ。
およそ日本の現代アートを代表する作家は、一通り取り揃えられていたのではないでしょうか。
まさに日本の現代アートシーンの教科書・ガイドブックのようなコレクションです。
とても一人の人間が集めたアートコレクションとは思えません。
高橋さんの収集癖は度を超している気がします (笑)
あまりにラインナップが豪華なので、
現代アートファンには、これ以上ないくらいに、どストライクの展覧会だと思います。
ただ、欲を言えば、キャプションなりパンフレットなり、出展作家や作品の簡単な解説は欲しいところ。
お客さんがアートに関してある程度の素養を持っていることが前提になっている印象を受けました。
今回は、現代アートだけでなく、 「もの派」 の作家も紹介されていたので、 菅木志雄 SUGA Kishio 《補われた素材》
1986 木、パテ 80.9×93.0cm Photo:KIOKU Keizo ©Kishio Suga
より難易度が高かったような気がします。
「これのどこがアートなの?」 と考えすぎて、精神的には疲労困憊。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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高橋コレクション展 ミラー・ニューロン
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