増上寺宝物展示室
昨日は、増上寺へ。2015年4月2日。こちらの本堂の地下に・・・増上寺宝物展示室がオープンしました。というわけで、早速、初日に足を運んできたのです。増上寺宝物展示室のセンターに飾られていたのは、英国ロイヤルコレクション所蔵の 《台徳院殿霊廟模型》...
View Article広重と清親-清親没後100年記念 (前期)
今年2015年は、西洋風の表現を意識し、光と影の表現に工夫を凝らした 「光線画」 で一世を風靡した浮世絵師・小林清親の没後100年の節目の年。それを記念して、太田記念美術館では “広重と清親-清親没後100年記念” が開催されています。小林清親の代表作の数々が紹介されているのは、もちろんのこと。 《高輪牛町朧月景》小林清親が 「明治の広重」 と評されていたことにちなんで、 《名所江戸百景...
View Articleよこはま・けんちく・たそがれ
みんなの大東京建築ツアーの行程を、誰にでも楽しんで頂けるように、 『もしもの日曜日の建築ツアー』 として提案する企画。「もしも建築ツアーズ ~the architecture tour makes your Sunday Happy~」みんなの大東京建築ツアーは、2015年で、ついに6年目に突入。それを記念して、初めて東京を飛び出しました。舞台は、 『横浜』...
View Article遠くて近い井上有一 展
現在、菊池寛実記念 智美術館では、 “遠くて近い井上有一 展” という美術展が開催されています。「“遠くて近い” って言われても・・・。井上有一って誰??」という方のために、簡単にご紹介いたしますと。井上有一 (1916~1985)...
View Article大 関ヶ原展
今年2015年は、徳川家康の没後400年目にあたる節目の年。それを記念して、現在、江戸東京博物館では・・・(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)“大 関ヶ原展” が開催されています。こちらは、天下分け目の関ヶ原の戦いに参加した武将の武具・甲冑など、ゆかりの品々250点以上 (!) を通じて、その全貌を明らかにする展覧会です。さらには、最新技術を用いた...
View Articleいぬ・犬・イヌ
昨年、渋谷区立松濤美術館では、“ねこ・猫・ネコ” なる 「猫」 をテーマにした美術展が開催されました。猫好きのハートをガッツリ掴んだこの美術展は、渋谷区立松濤美術館の歴代1位の観客動員数を記録したそうです。そのヒットに続けとばかりに (?) 、現在、渋谷区立松濤美術館では、 “いぬ・犬・イヌ” が開催中です。言わずもがな、 「犬」 をテーマにした美術展です。「猫派か犬派か?」 と問われたならば、...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《日本大通7ビル(神奈川県横浜市)》
先日、横浜を舞台にした建築ツアーを行っていたときのこと。とあるビルの横を通過した際に、1階エントランスに飾ってある絵が目の端に飛び込んできました。「あれは、只ならぬ作品だっ!」と、僕の無料で観れる美術作品レーダーが感知したのですが。片手に旗を持って、建築ツアーの参加者の皆様を先導している以上、「すいません。ちょっと美術作品の確認に行ってきます」...
View Article生誕110年 片岡球子展
現在、東京国立近代美術館では・・・(注:館内の写真撮影は、取材用に特別に許可を頂いております)“生誕110年 片岡球子展” が開催されています。こちらは、103歳まで創作を続けた日本画家・片岡球子の回顧展です。片岡球子といえば、帝展や院展に何度も落選した経験から、“落選の神様”...
View Articleダブル・インパクト 明治ニッポンの美
今回ご紹介する美術展は、東京藝術大学大学美術館の “ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美” です。(注:館内の写真撮影は、取材用に特別に許可を頂いております)“ダブル・インパクト” というタイトルが、何よりもインパクトがある気がしますが。一体どんな展覧会なのかと言いますと、西洋人が日本文化から受けた 「ジャパニーズ・インパクト」 と、日本人が西洋文化から受けた...
View Article椿会展 2015- 初心 -
現在、資生堂ギャラリーでは、 “椿会展 2015- 初心 -” が開催されています。こちらは、1947年から続く 「椿会」 のメンバーによるグループ展です。これまでに 「椿会」...
View Articleそっくり絵画カーニバル
有名人にそっくりな絵画を紹介する特別企画。『いいとも』 にならって、似ていると思ったら、 「そっくり」 の札を、似ていないと思ったら、 「思い込み」 の札を (心の中で) 上げながらお楽しみください。No.1 バーレント・ファブリティウス 《自画像》 (1650年)「17世紀のキング・オブ・ポップ!マイケル・ジャクソンのそっくりさん」No.2 橋口五葉 《髪梳ける女》...
View Article没後100年小林清親展 文明開化の光と影をみつめて
現在、太田記念美術館では、 「明治の広重」 と称された小林清親の没後100年を記念した展覧会が開催中ですが。練馬区立美術館でも、小林清親の没後100年を記念した展覧会が開催されています。“没後100年小林清親展 文明開化の光と影をみつめて”...
View Article新潟市美術館の名品たち-ピカソとクレーもやってきた
現在、東京ステーションギャラリーに、富山県立美術館のコレクションがやってきてますが。今度は目黒区美術館に、今年開館30周年を迎える新潟市美術館のコレクションがやってきました。そんな “新潟市美術館の名品たち-ピカソとクレーもやってきた” は、6月7日まで開催中です。今回やってきたのは、ピカソの 《ギターとオレンジの果物鉢》 をはじめ、パウル・クレーの 《プルンのモザイク》 や、阿部展也の 《作品》...
View Articleルオーとフォーヴの陶磁器
パナソニック汐留ミュージアムで開催中の “ルオーとフォーヴの陶磁器” に行ってきました。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)ルオーとフォーヴ (=フォーヴィズム/野獣派) と、タイトルにはありますが。展覧会の主人公は、19世紀初頭に活躍した陶芸家アンドレ・メテ (1871~1920) なる人物でした。...
View Articleライオンの棘を抜くという奇跡。
インタビュアー (以下:イ) 「放送席、放送席。 本日は、聖ヒエロニムスさんにお越し頂きました。」聖ヒエロニムス (以下:ヒ) 「はい。ど~も、聖ヒエロニムスです。」イ 「あ、あのー、もしかして、聖ヒエロニムスさんの隣でガルガルと唸っているのは?」ヒ 「もちろんライオンですよ。(ライオンを撫でながら) よ~しよしよしよし。」イ 「ずいぶんなついていますね!」ヒ...
View Article浜口陽三・丹阿弥丹波子 二人展 はるかな符号
現在、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションでは、“浜口陽三・丹阿弥丹波子 二人展 はるかな符号 大岡亜紀の詩と共に” が開催されています。浜口陽三 (1909~2000) と丹阿弥丹波子 (1927~) 。生前は交流もあったという2人の版画家のメゾチント作品を紹介する美術展です。(メゾチントに関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています)不勉強にも、丹阿弥丹波子 (たんあみにわこ)...
View Articleセザンヌ―近代絵画の父になるまで
ポーラ美術館で開催中の “セザンヌ―近代絵画の父になるまで” に行ってきました。こちらは、ピカソやマティスなど20世紀の芸術家に大きな影響を与えたポール・セザンヌの画業を、国内に収蔵されているセザンヌ作品と、セザンヌにゆかりの深い画家たちの作品を通じて紹介した美術展です。もちろんポーラ美術館が収蔵する全9点のセザンヌコレクションも惜しげもなく展示されています。 ポール・セザンヌ...
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