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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。

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六本木ヒルズの53階にある森美術館がリニューアルしたことは、昨日お伝えしましたが。
実は、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューも、
この春からリニューアルし、スカイギャラリーが誕生いたしました。
これからは、森美術館や森アーツセンターギャラリーだけでなく、
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューでも展覧会が開催されるようです。

その記念すべき1発目、いわばエピソード1を飾るのが・・・




“スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。” です。
こちらは、ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティヴ・アートが所蔵する小道具や、
コンセプトアート、衣装など、実際にシリーズ6作の撮影で使用された約100点のアイテムとともに、
ジョージ・ルーカスが選んだ世界中のアーティストの手によるアート作品60点を紹介する展覧会です。

実は、そこまで、 『スター・ウォーズ』 のファンではないのですが。
そんな自分でも、ライトセーバーやダース・ベイダーのヘルメットなど、
お馴染みのアイテム (しかも、映画で使われた本物!) で満たされた会場には、ワクワクしっぱなしでした。
『スター・ウォーズ』 ファンならば、きっとフォースを制御できないはずです。

また、それらのアイテムを、テキトーに並べているのではなく、
『スター・ウォーズ』 における戦争史を、兵器の精巧な模型を交えて紹介していたり、
『スター・ウォーズ』 に登場するキャラクターを、種族や生態系ごとに紹介していたり、
歴史学、人類学、生物学・・・全てのジャンルを網羅した総合博物館のように展示していたのが印象的でした。
それだけ、 『スター・ウォーズ』 の世界観が、しっかりと確立しているということなのでしょう。


ただ、個人的には、入り口に広がる光景があまりに圧倒的すぎて、
展覧会の本編がそこまで入ってこなかったというのが、正直なところです (笑)
ダース・ベイダーと窓一面のストーム・トルーパー、
そして、頭上には、巨大なデススターが浮かんでいました。

入り口  入り口


このデススターの模型は、今回の展覧会のために制作されたオリジナルとのこと。
ここまでスケールが大きいと、模型というよりは、ちょっとした建造物です。
思わず細部まで見入ってしまいました。


ちなみに、訪れるのであれば、断然、夜がオススメ。
窓の外には、東京タワーをはじめとする東京の眺望が広がっています。

デススター


東京の夜景と、窓に映るデススター。
六本木ヒルズでの展覧会ならではのスペースファンタジーな光景です。
この光景を観るためだけに行く価値はアリ。
星
これから足を運ばれる方、フォースとともにあらんことを。




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