現在、弥生美術館では、“ファッション・イラストレーター 森本美由紀展” が開催中。
こちらは、2013年に54歳の若さで急逝したファッション・イラストレーター森本美由紀の展覧会です。
80年代から近年まで、雑誌 『Olive』 『25ans』 『VOGUE』 などで活躍されていたとのことですが。
女性誌に縁がない僕は、森本美由紀という名前を聞いても、全くピンと来ませんでした。
が、しかし!
展示されていた彼女の作品の数々を目にして、
『ヴォーグ・ニッポン』 2004年12月号掲載原画
『スプンティーノ』 2004年コレクション広告原画
「あ、この人だったのか!」 と、ようやく理解。
女性誌と縁がない僕でも、幾度となく目にしたことがありました。
ちなみに、ファッションのイラストだけでなく、
ピチカート・ファイヴのベストアルバムのジャケットや、
PIZZICATO FIVE JPN/日本コロムビア
ブリジット・バルドーのビデオ (DVD) のジャケットなども、
殿方ご免遊ばせ [DVD]/東北新社
彼女が手がけていたそうです。
今回、初めて森本美由紀が描いたイラストをまとめて目にしましたが。
彼女の作品には、いい意味で、懐かしさを覚えました。
「ザ・90年代」 といったところでしょうか。
まさに、時代を象徴するイラストです。
その一方で、古臭い感じは、全くありません。
たまたま森本美由紀にスポットが当たったのが、90年代だっただけであって。
もし、一世代後の時代に生まれていたら、
その時代を代表するイラストレーターになっていたような気がします。
それくらい絵に力がありました。
特に彼女の絵の力を感じられるのが、墨で描かれたファッション画の数々。
線が、実に生き生きしていました。
ツイッギー 原画 2000年代
J.P.ゴルチェ 1998年コレクション原画
いい女すぎて、ちょっと僕は身構えてしまいましたが・・・f^^;
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ファッション・イラストレーター 森本美由紀展
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