かねてより、その存在が気になっていたのが、目白にある切手の博物館。
国内外の切手を約35万種、切手・郵便関連の図書約1万冊を所蔵する日本最大級の “切手の博物館” です。
気にはなるものの、特に切手に興味があるわけではないので、なかなか足が向かなかったのですが。
ついに、意を決して (?)、足を運んでまいりました。
まず驚いたのが、その大きさ。
こじんまりした建物を想像していましたが。
なかなかどうして、遥かに立派な建物でした。
ちなみに、手前に見えている4階建ての建物が博物館棟。
その奥にある6階建ての建物が事務所棟だそうです。
そんな切手の博物館では、現在、“「美しい昆虫」展 ~甲虫編~” が開催中。
こちらは、切手の博物館のコレクションの中から、カブトムシや、
テントウムシ、カミキリムシといった・・・
昆虫の、それも甲虫が描かれた切手を紹介する展覧会です。
“甲虫の切手なんて、そんなに数があるのか??”
という僕の心配は、杞憂に終わりました。
展示されていたのは、約800点。
むしろ、多すぎて、
“甲虫ばかりで、気持ち悪く無いのか??”
という新たな心配が生まれてしまったほどです。
切手マニアの世界のことを、何も知らなかったのですが。
切手マニアの中には、昆虫切手マニアが少なからずいらっしゃるそうで、
会場には、その同人誌や 「昆虫切手部会」 入会の案内書が置かれていました。
ちなみに、今回のテーマの甲虫の切手は、
昆虫切手の中でも1割に満たないマイノリティなのだそうです (ほとんどは蝶の切手) 。
そもそも切手の世界でさえも、マニアックだなァと感じていた僕にとって、
切手の中でも昆虫切手の、さらに、そのうちのマニアックな存在である甲虫の切手の展覧会は、
設定が複雑すぎて (←?) 、ついていくのが、やっとでした。
・・・・・いや、ギリギリついていけませんでした (笑)
とは言え、200円という価格は良心的。
しかも、もし、お金が無くても (!) 、
200円分の未使用の切手で入館することが出来るそうです。
また、“ふみの日” である23日は、なんと入館無料!
どういう経営で成り立っているかは謎ですが、
珍しい切手が見られるだけでなく、ショップで買うことも可能なので、
1度は足を運んでみてもいいかもしれません。
ちなみに、今回の展覧会の中で、唯一アートテラー的に気になったのは、
デューラーの 《聖母子像》 の切手 (パラグアイ) が展示されていたこと。
この絵の中の一部に、甲虫が描かれているとのことで、展覧会で紹介されていました。
切手ゆえ、ただでさえ小さいので、ウォーリーを探すよりも難易度が高かったです。。。
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「美しい昆虫」展 ~甲虫編~
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