昨年、東京ドームシティにオープンしたばかりの宇宙ミュージアムTeNQ (テンキュー) に行ってきました。
こちらは、「宇宙を感動する」 をコンセプトに、
楽しみながら宇宙の知識を深めることができる体験ミュージアムです。
チケットは、日時指定の予約制。
もしくは、空きがあれば、当日でも買えるシステムです。
ともあれ、指定された時間まで待って、ようやく展示室内に入れます。
まず案内されたのが、『はじまりの部屋』 なる部屋。
大小さまざまな白いキューブが並べられた部屋です。
何がはじまるのかとドキドキしていると、最近流行りのプロジェクションマッピングがスタートしました。
映像は5分ほどでしたが、意外と見応えがありました。
続いては、こちらのミュージアムの目玉ともいうべき、『シアター宙(ソラ)』 へ。
部屋の真ん中には、直径11mの大きな穴!
実は、その穴がシアターになっており、
鑑賞者は覗き込むスタイルで4K×4Kの宇宙をテーマにした壮大な映像を楽しむのです。
「プラネタリウム=上を見上げるもの」 と信じて疑わなかったですが。
あえて、宇宙の映像を覗き込みことで、自分が宇宙にいるような臨場感をより味わうことが出来ました。
まさに、コペルニクス的転回!
2つのシアターを楽しんだ後に待っているのが、
『サイエンス』 というちょっと真面目な展示コーナー。
ここからは写真撮影OKです。
ようやく (?) 、ミュージアムらしくなってきました。
このスペース内に、なんと東京大学総合研究博物館TeNQ分室が!
それだけあって、結構真面目な内容になっています。
それなりに、くだいた解説を心掛けてくれている気はしましたが、
それでも、専門的な内容が多く、ガチで宇宙が好きな人向けのコーナーという印象を受けました。
ガチではなく、ライトに宇宙が好きな人には、
その後に続く 『イマジネーション』 のコーナーがオススメです。
こちらのスペースには、太陽系を実感できるテーブルがあったり、
「あなたに似た人工衛星は?」 などがわかる宇宙自分診断コーナーがあったり。
楽しい仕掛けがいっぱいです。
また、思わず人に話したくなる宇宙トリビアも、いっぱい紹介されています。
さらには、宇宙人と2ショットが撮れるベンチもありました。
スレンダーな男性がタイプな方は、是非とも記念撮影を。
アートテラー的に気になったのは、宇宙ギャラリーです。
ゴッホの 《星月夜》 をはじめ、
ムンクの絵画や浮世絵など、星が描かれた名画が紹介されていました。
(もちろん本物ではありませんが)
星×アート。
もっと掘り下げれば、面白くなる気がしました。
僕が担当したいくらいです (笑)
さてさて、それはさておき。
そんな宇宙ミュージアムTeNQでは、
開館1周年を記念して、現在、“宇宙兄弟展×TeNQ” が開催中です。
『宇宙兄弟』 の主人公と一緒に記念撮影できるスポットや、
『宇宙兄弟』 の貴重な原画は、ファン必見。
ファンでなければ、そこまで必見ではないでしょう (笑)
展示スペースだけでなく、トイレのマークが宇宙服仕様だったり、
ゴミ箱がブラックホール風だったり、照明がUFO風だったり、
随所にこだわり、遊び心が見られるミュージアムでした。
1800円は、少し強気な料金設定な気がしましたが、
友達や恋人、家族など誰かと一緒に行くのであれば、1度は訪れてみてはいかがでしょう?
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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宇宙兄弟展×TeNQ
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