みんなの大東京建築ツアーの行程を、
誰にでも楽しんで頂けるように、 『もしもの日曜日の建築ツアー』 として提案する企画。
「もしも建築ツアーズ
~the architecture tour makes your Sunday Happy~」
今回の建築ツアーの舞台は、『代々木上原』 です。
オシャレでハイセンスで大人な住宅街だけに、
オシャレでハイセンスで大人な名住宅建築が数多くあります。
しかし、さすがに個人住宅は、プライバシーのデリケートな問題があるため、ブログで紹介するのは自粛。
個人住宅を差し引いても、まだまだある代々木上原の名建築をご紹介いたします。
01 S・T・Mハウス/長谷川逸子
東京都渋谷区富ヶ谷
ここに注目!
○ガラスのカーテンウォールをズラしたり凹ませたり色を付けたりして、複雑な外観に。
○Y字のツノのようなものがビルの上部にありアクセントになっている
[とに~の呟き]
「複雑すぎて、よくわからないことになっているビルでした。
志茂田景樹のファッションのよう。」
02 東海大学代々木校舎2号館・4号館/山田守
東京都渋谷区富ヶ谷2-28
ここに注目!
○2号館は上空から見るとX字型になっている
○螺旋階段の美しさが際立つ
[とに~の呟き]
「シンプルかつ大胆。
優美な建築でした。」
03 富ヶ谷のアトリエ/長谷川逸子
東京都渋谷区富ヶ谷2-2-24
ここに注目!
○正面のアルミ板とパンチングメタルのファサードは雲をイメージ
○クレーン (のようなもの) が斜めに埋め込まれている
○建物の上に飛び出している3階部分は、アトリエらしい。
[とに~の呟き]
「パッとイメージしたのは、80年代のアメリカ映画。
なので、レンタルビデオ屋さんかと思いました。」
04 アーステクチャ―・サブワン/高松伸
東京都渋谷区上原2-30-4
ここに注目!
○ポストモダンを代表する建築の一つ
○地上に見えている部分は天窓
○実は、この地下に4階建て分のスペースがある。オフィスビル。
[とに~の呟き]
「この地下に4階建て分のビルが埋まっていようとは誰が想像できようか!
1台の自動車に何人もの中国人が乗っている、くらいの衝撃を受けました。」
05 東京ジャーミイ・トルコ文化センター
東京都渋谷区大山町1-19
ここに注目!
○東アジアで最も美しいモスクと呼び声が高い
○100人近いトルコ人の建築家や職人によって完成
○内装や外装の大部分に使われているのは、トルコから送られた資材
[とに~の呟き]
「もちろん写真撮影は出来ませんが、礼拝堂の内部の美しさは必見。
是非、心のカメラに焼き付けてくださいませ。」
06 MUSICASA/鈴木エドワード
東京都渋谷区西原3-33-1
ここに注目!
○ピアニストであるオーナーの住居兼サロン
○急傾斜の道路に面していることを逆手にとって、サロンと住居の入り口を分けている
[とに~の呟き]
「この回は多くのコンクリート建築を紹介したのですが、
鈴木エドワードさんのMUSICASAは、特に造形のセンスが光っていた気がします。
MUSIC (音楽)+CASA (家) で “MUSICASA” というネーミングのセンスはアレですが。。。」
07 境界の家/岡田雅人
東京都世田谷区北沢
ここに注目!
○石上純也さん、中山英之さんらを輩出した藝大の黄金世代の一人・岡田雅人さんの自宅兼事務所
○東に新宿のビル街、西に富士山を望むロケーションに位置する。その境界の概念を建築化している
○トンネルのモチーフが随所に見られる
[とに~の呟き]
「実は、今回特別に岡田さんのご厚意により、内部を見学させて頂けました。
それも、事務所スペースだけでなく、住居スペースまで。
おかげさまで、『建もの探訪』 気分を存分に味わえました。
人様の家に招かれて、ここに住みたいと思ったことは皆無ですが、今回は初めて思いました。
それくらいにステキなおうちでした。
こんな家を建ててみたい。
そう思った方は、今すぐ岡田雅人建築設計事務所へご相談を。」
岡田さんのおかげで (せいで?)、代々木上原の近辺に住みたくなってしまいました。
しばらく、そんな夢を見たいと思います。
さて、来月のみんなの大東京建築ツアーは 【もっと横浜編】 をお送りします。
さらに、国立競技場問題題について、ちょっと真面目に迫る特別なトークショーも開催予定。
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史上もっともハイセンスな建築ツアー~代々木上原編~
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