東京メトロ有楽町線の豊洲駅に、こんな無料で観れる美術作品があります。
新・無料で観れる 美術百選 058 宮田亮平 《豊洲今昔物語》
作者は、東京芸術大学の学長を長きにわたって務めた宮田亮平さん。
つい先日、文化庁長官の後任に決定したばかりのホットな (?) 人物です。
「ハムの人」 といえば、別所哲也であるように (←?) 、
「イルカの人」 といえば、宮田亮平さんと言っても過言ではありません。
それくらいに、彼の作品には、必ずと言っていいほど、イルカが登場します。
ちなみに、宮田さんにとってイルカとは、
“日本らしさ” であり、“自分自身の姿” であるのだとか。
今回の 《豊洲今昔物語》 にも、もちろんイルカが登場しています。
クジラも登場しています。
今でこそ高層マンションやオフィスビルが立ち並ぶ豊洲ですが・・・
かつてこの一帯は海で、イルカやクジラが泳ぎ回っていたのだとか。
さてさて、豊洲駅から有楽町線に乗って、池袋駅へ。
そこから副都心線に乗り換える際にも、宮田亮平さんの作品に出逢うことが出来ます。
その名も、《幸せのリング》 。
やっぱりイルカがモチーフです!
他にも、都内には宮田亮平さんの作品がいっぱいあるようです。
せっかくなので、いくつか巡ってみました。
まずは、日本橋三越の新館。
こちらの新館のエンブレムをデザインしたのが、宮田亮平さん。
ズームしてみると・・・
イルカの姿が確認できました。
間違いなく、宮田亮平作品です。
JR東京駅の待ち合わせスポットの定番である銀の鈴。
現在の4代目・銀の鈴を制作したのも、宮田亮平さん。
銀の鈴とイルカが、どう関係あるのか、謎ではありますが。
ここまでブレない制作姿勢には、感銘すら覚えます。
また、北千住駅の西口広場のロータリーにも、宮田亮平さんの作品が。
いやぁ、本当にイルカが好きなのですね。
そう言えば。
宮田亮平さんは、五輪の新エンブレムを選定する委員会の委員長でもありましたっけ。
五輪の新しいエンブレムが、イルカになっていないことを祈ります。
ちなみに。
竹ノ塚駅近くのエミエルタワー竹の塚にも、
宮田さんの作品があるそうなので、北千住から足を伸ばしてみました。
イルカ、いないんかーい!!
<無料で観れる美術 データ>
豊洲駅
住所:東京都江東区豊洲4-1-1
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新・無料で観れる 美術百選 《豊洲駅(東京都江東区)》
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