2003年にテレビ朝日の壁面に設置されて以来、
六本木の顔とでもいうべき存在だった 《カウンター・ヴォイド》 。
デジタル数字を使った作品でお馴染みの宮島達男氏によるパブリックアート作品です。
この作品も例によって、1から9までのデジタル数字が、
それぞれ異なるスピードでカウントダウンし続けていたわけですが。
(宮島達男氏曰く、カウントダウンするデジタル数字は、人間の 「生と死」 を表現したもの)
2011年3月11日、東日本大震災発生。
その2日後である3月13日、大勢の人が亡くなったことに対する黙祷や、
鎮魂の意味を込めて、宮島達男氏本人の意思で、作品が消灯されることとなりました。
そして、それ以来、ずっと 《カウンター・ヴォイド》 は、止まったままだったのです。
(そのあたりの経緯は、こちらの記事に⇒http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/45/index.html)
あの震災からちょうど5年が経った2016年3月11日。
この日より3日間だけ、《カウンター・ヴォイド》 が再点灯されることとなりました。
新・無料で観れる 美術百選 059 宮島達男 《カウンター・ヴォイド》
かつてのように、デジタル数字はカウントダウンを続けていました。
震災前には当たり前だった光景が復活することで、
前向きな気持ちになれるかと思い、3月11日当日に足を運んだのですが。
とてもそんな気持ちにはなれませんでした。
かつては、ただのカウントダウンするデジタル数字にしか感じられなかったのですが。
5年ぶりに現れたデジタル数字が、震災の被害に遭われた方々のように思えてならなかったのです。
東日本大震災を風化させてはいけない。
改めて、そう感じた次の瞬間です。
目の前で並んだ数字が、「311」 に。
(もちろん、たまたまなのでしょうが。)
アートの持つ力に畏怖させられました。
<無料で観れる美術 データ>
テレビ朝日本社
住所:東京都港区六本木6-9-1
アクセス:○東京メトロ日比谷線 「六本木駅」 より徒歩5分
○都営大江戸線 「六本木駅」 より徒歩6分
この美術室を盛り上げるワンクリックも、無料で出来てしまいます↓
六本木の顔とでもいうべき存在だった 《カウンター・ヴォイド》 。
デジタル数字を使った作品でお馴染みの宮島達男氏によるパブリックアート作品です。
この作品も例によって、1から9までのデジタル数字が、
それぞれ異なるスピードでカウントダウンし続けていたわけですが。
(宮島達男氏曰く、カウントダウンするデジタル数字は、人間の 「生と死」 を表現したもの)
2011年3月11日、東日本大震災発生。
その2日後である3月13日、大勢の人が亡くなったことに対する黙祷や、
鎮魂の意味を込めて、宮島達男氏本人の意思で、作品が消灯されることとなりました。
そして、それ以来、ずっと 《カウンター・ヴォイド》 は、止まったままだったのです。
(そのあたりの経緯は、こちらの記事に⇒http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/45/index.html)
あの震災からちょうど5年が経った2016年3月11日。
この日より3日間だけ、《カウンター・ヴォイド》 が再点灯されることとなりました。
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かつてのように、デジタル数字はカウントダウンを続けていました。
震災前には当たり前だった光景が復活することで、
前向きな気持ちになれるかと思い、3月11日当日に足を運んだのですが。
とてもそんな気持ちにはなれませんでした。
かつては、ただのカウントダウンするデジタル数字にしか感じられなかったのですが。
5年ぶりに現れたデジタル数字が、震災の被害に遭われた方々のように思えてならなかったのです。
東日本大震災を風化させてはいけない。
改めて、そう感じた次の瞬間です。
目の前で並んだ数字が、「311」 に。
(もちろん、たまたまなのでしょうが。)
アートの持つ力に畏怖させられました。
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テレビ朝日本社
住所:東京都港区六本木6-9-1
アクセス:○東京メトロ日比谷線 「六本木駅」 より徒歩5分
○都営大江戸線 「六本木駅」 より徒歩6分
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