神戸市東灘区に位置する白鶴美術館に行ってきました。
白鶴美術館の 『白鶴』 とは、もちろんあの 『白鶴』 。
「♪はくつ~る~」 の 『白鶴』 です。
白鶴 まるパック 2L 1本/白鶴酒造 株式会社
白鶴美術館は、白鶴酒造創業家7代目当主・嘉納治兵衛のコレクションを展示するために作られた美術館。
その歴史は、大原美術館に匹敵するくらいに古く、1931年に設立、1934年より一般公開されているようです。
コレクションの中心は、青銅器や銀器といった中国の古美術。
国宝2件、重要文化財22件を含む約1450点の作品を所蔵しています。
そんな白鶴美術館では、春季展として、
“映し、写しと文様の美~白鶴コレクションにみる東洋のこころ” が開催されています。
「形を写す」 ・ 「思想を映す」 という二つの 「うつし」 をテーマとした展覧会とのことでしたが・・・
いまいちピンと来ませんでした。。。
言わんとすることは、よくわかるのですが。
テーマとしては、かなりぼんやりとしている印象。
「形を写す」、もしくは、「思想を映す」 というテーマでは、
きっと世の中にあるほとんどの美術品が、その対象になってしまうことでしょう。
とは言え、《鍍金画文帯四神四獣鏡》 や、
《饕餮夔鳳文方尊》 、
狩野元信の重要文化財 《四季花鳥図屏風》 といった、
質の高い美術品の数々が観られて大満足でした。
中でも、特に目を奪われたのが、重要文化財の 《鍍金花鳥文銀製八曲長杯》 。
(画像が紹介できなくて、恐縮です)
ここまで精巧に作られた酒器は初めて目にしました。
この酒器でお酒を飲んでも、たぶん酔わない気がします。
コレクションもさることながら、
昔の中国人の豪邸 (長崎あたりにありそうな) っぽい建物の雰囲気も存分に味わいました。
もちろん、「白鶴美術館、まる!」 です (←これが、言いたかっただけw)。
ちなみに。
こちらの本館とは別に、徒歩1分の距離に新館があります。
こちらは、平成7年に開館60周年を記念してオープンしたそうです。
展示のメインは、なんと・・・
絨毯です!!
白鶴酒造10代目の嘉納秀郎氏の中東絨毯コレクションをもとにした日本初のカーペットミュージアムとのこと。
まぁ、なんというか・・・実にニッチな美術館でした。
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映し、写しと文様の美~白鶴コレクションにみる東洋のこころ
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