国立新美術館で開催中の “MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事” に行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、世界的なファッションデザイナー・三宅一生さんの約45年間に及ぶ仕事を紹介する大規模展です。
MIYAKE ISSEYは、僕よりも一世代上のマダムが着るブランドというイメージ。
なので、会場を訪れるまで、「アラフォー以上の方しか楽しめないのでは?」 と思っていました。
また、MIYAKE ISSEYのショップでのディスプレイが、すでにアートなイメージ。
なので、会場を訪れるまで、「わざわざ美術館で展覧会をしなくてもいいのでは?」 と思っていました。
が、しかし。
実際に会場を訪れてみて、激しく前言撤回。
アラフォー以上の方しか楽しめない展覧会では、決してありませんでした。
MIYAKE ISSEYにお世話になっている方はもちろん、
まだお世話になっていない若い世代の感性も刺激するであろう、実にスタイリッシュな展覧会です。
ちなみに、会場デザインを担当したのは、日本を代表するデザイナー吉岡徳仁さんと佐藤卓さんの両氏。
MIYAKE ISSEYのショップとは違う美術館ならではのディスプレイを存分に堪能できました。
特に衝撃的だったのが、こちらの大空間です。
なんと素晴らしきゴチャゴチャ感!! (←褒め言葉です)
まるで三宅一生さんの脳内をぶちまけたような、
もしくは、三宅一生さんの仕事場をギュッギュッと凝縮したような、
不思議なパワーと魅力に満ちた楽しい展示空間となっていました。
どこかシルク・ドゥ・ソレイユを彷彿とさせるものがあった気がします。
相変わらず、MIYAKE ISSEYの服を着たいとは思いませんでしたが (←おいっ)。
純粋に造形として美しいですし、テクノロジーとして驚きがありますし、
MIYAKE ISSEYのアート作品としての完成度の高さを、まざまざと実感した展覧会でした。
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MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事
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