みんなの大東京建築ツアーの行程を、
誰にでも楽しんで頂けるように、 『もしもの日曜日の建築ツアー』 として提案する企画。
「もしも建築ツアーズ
~the architecture tour makes your Sunday Happy~」
東は西武で、西、東武。
今回は、そんな不思議な不思議な 『池袋』 を舞台にした建築ツアーをお届けいたします。
サンシャイン60や乙女ロードだけでない (?) 池袋の魅力をお届けいたします。
まずは東池袋駅からスタートです!
01 としまエコミューゼタウン/隈研吾 (外観デザイン監修)
東京都豊島区東池袋1-18-1
ここに注目!
○上層部は分譲マンション、低層部は豊島区役所。
○区の一般財源からの支出ゼロで建設した。
○外観は、樹木のイメージでデザイン。
[とに~の呟き]
「新国立競技場のニュースの時に、よくテレビで紹介されていた建物。
外観だけでなく、内部の一部も隈研吾氏がデザインしています。
やっぱりルーバー。何かの一つ覚えのようです。」
02 斐禮祈:賢者の石/梵寿綱
東京都豊島区南池袋2-29
ここに注目!
○日本のガウディこと梵寿綱氏の作品。
○外観だけでなく、マンション側のエントランス部分も梵寿綱ワールド全開!
[とに~の呟き]
「ビルの正式名は、ルボア平喜南池袋ビル。
平喜屋という酒屋さんのビルです。
『平喜』 が、梵寿綱の手にかかると 『斐禮祈』 に・・・。
ヤンキーかっ!」
ちなみに、このすぐ近くにも、ヴェッセル:輝く器と名付けられた梵寿綱建築があります。
03 東京芸夢本社ビル/八束はじめ
東京都豊島区南池袋2-32-18
ここに注目!
○ファサードのほとんどがガラス面。
○道路と接する角の部分が曲面になっている。
[とに~の呟き]
「ゲームの会社にしては、あまりエンターテイメント性のない建物ですね。
・・・・・と思っていたら、アパレル関係の会社だそうです。」
04 池袋PARCO(旧・丸物百貨店)/村野藤吾
東京都豊島区南池袋1-28-2
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ここに注目!
○2016年現在、全く面影が残っていませんが、実は村野藤吾がデザインした建物だった。
[とに~の呟き]
「感涙必死の逆ビフォーアフター。」
05 東京芸術劇場/芦原義信
東京都豊島区西池袋1-8-1
ここに注目!
○太い円柱と大梁がガラスの巨大なアトリウム空間を支えている。
○かつては1階から5階へと直通する巨大なエスカレーターがあった (今は改修されている)。
○三角のプレートからデッキが吊るされている。
[とに~の呟き]
「いちいちスケール感の大きな建築でした。
その割には、印象には残らない (笑)」
06 自由学園明日館/フランク・ロイド・ライト
東京都豊島区西池袋2-31-3
(詳細は、【目白・池袋編】 にて)
07 カトリック豊島教会/アントニン・レーモンド
東京都豊島区長崎1-28-22
ここに注目!
○軽井沢の聖パウロ・カトリック教会で知られるアントニン・レーモンドの設計。
○四角と丸の窓が特徴的。
[とに~の呟き]
「外観のみの見学でしたが、なんとも可愛らしい教会でした。
おもちゃみたい!」
08 FIKA/西田司+一色ヒロタカ+梁井理恵
東京都豊島区長崎4-15-16
ここに注目!
○10坪の敷地に建つ、北欧雑貨を売る店舗とそのオーナーのための住宅。
○3階分もある縦長の窓が特徴的。
[とに~の呟き]
「一歩足を踏み入れると、そこは北欧でした。豊島区ではなく。
オーナーさんのご厚意で、住居スペースも見学させて頂きました!
とても心地の良い空間。
北欧雑貨があれば、我が家もここみたいにオシャレになるのかも。
そう思って、オススメの北欧雑貨を一つ購入してみました♪
北欧雑貨の店 Fikaの公式HP」
繁華街のイメージが強い池袋ですが、
散策してみると、いろいろと発見があって、楽しい街でした。
人生には大切な3つの袋があると言いますが。
お袋、給料袋、堪忍袋、そこに、池袋も加えてみようと思います。
さて、次回のみんなの大東京建築ツアーは、特別編です。
第1回から講師を務める建築家・伊藤嘉朗さんのアーティストとしてのライフワーク、
“ツールド妻有” が、ついに10周年を迎えましたので、それを記念したトークショー付の上映会を開催!
会場は、普段は公開されていない故・黒川紀章氏設計の個人邸です。
さらに、トークショーの前には、渋谷を舞台とした建築ツアーもありますよ。
応募はこちらから↓
みんなの大東京建築ツアー 参加募集ページ
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不思議な不思議な建築ツアー~池袋編~
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