ポーラ美術館で開催中の “Modern Beauty―フランスの絵画と化粧道具、ファッションにみる美の近代” に行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、「女性の美」 に注目した展覧会で、「女性の美」 という視点から、
エドゥアール・マネ 《ベンチにて》 1879年 パステル/カンヴァス
ポーラ美術館コレクションを中心とした19~20世紀の西洋絵画が紹介されています。
さらには、同時代のファッション雑誌やセンスなどの装身具もあわせて紹介されています。
もちろん、ポーラの美術館なので、当時の化粧道具の数々も。
“いつの時代も女性は美に関心が高かったんだなァ” と、月並みな感想も抱きつつ。
「女性の美=移り変わりが早い⇒現代性を象徴する画題にピッタリ!」 という観点にハッとさせられつつ。
男の自分でも、十二分に楽しめる展覧会でした。
女性なら、なおさら楽しめることでしょう。
さて、今回の展覧会の見どころは何と言っても、
文化学園服飾博物館の協力によって実現したという絵画とその同時代のドレスとのコラボ展示。
まるで絵の中から飛び出したかのように、そっくりなドレスが展示されていました。
絵画に描かれているドレスが、実際はどんなものなのか、
普段ドレスを着ない自分には、ややイメージが掴みにくいので、
このように本物のドレスを展示してもらえるのは、非常に有難かったです。
まさに、立体的なイメージの展覧会でした。
ちなみに、今回、個人的にもっとも印象に残ったのが、
19世紀半ばから20世紀初めに流行したというバッスルスタイルのドレスです。
スカートの後ろに腰当て (=バッスル) を入れることで、
ボリュームを持たせ、ヒップラインを強調させたシルエットが特徴のドレスとのこと。
強調というより、誇張。
やり過ぎ感が否めません。
どうしてこうなった?ケツバット対策??
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Modern Beauty―フランスの絵画と化粧道具、ファッションにみる美の近代
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