東京富士美術館で開催中の “ザ★刀剣 ─ 千年の匠の技と美” に行ってきました。
こちらは、東京富士美術館開館以来初となる刀剣をテーマにした本格的な展覧会で、
東京富士美術館所蔵の刀剣の中から重要文化財や初公開を含む約40口の名刀が紹介されています。
刀剣乱舞-ONLINE-アンソロジー ~出陣~ (B’s-LOG COMICS)/KADOKAWA/エンターブレイン
“どうせ、昨今の刀剣乱舞ブームに乗っかったんでしょ('ー' )”
と、ちょっとナメてかかっていたのですが (←おいっ!) 。
そんな不埒な予想は、一刀両断に切り捨てられました。
日本刀の5大産地とされる、山城・大和・備前・相州・美濃をコンプリート状態で展示させてみたり、
作られた時代に対応する戦にまつわる美術品と合わせて展示させてみたり、
刀や歴史に関するコラムのようなキャプションを多数用意していたり、
『真田丸』 と関連させたコーナーを設けてみたり。
名刀がただ並べて展示されている玄人好みな展覧会では決してなく、
刀剣鑑賞ビギナーの立場に立った工夫が随所に見られる展覧会でした。
(しかも、他館から借りた刀剣以外は、写真撮影可能!)
国宝の刀こそ無かったので、刀剣ファンには物足りなさもあるのかもしれませんが。
個人的には、これまで訪れた刀剣展の中で、断トツに楽しい展覧会でした。
さて、今回、もっとも感心させられたのが、
この展覧会のために特注で制作されたという刃紋鑑賞ケース。
従来の刀剣の展示では、刃紋の美しさは存分に味わえません。
刃紋の美しさが最大限に発揮されるのは、日本刀を手に持った時。
その状態に限りなく近づけた展示ケースが、こちらです↓
畳の上に座って、刀剣を眺めてみましょう。
(もちろん、ケース内の刀剣は実物です!)
もっと目を凝らしてみると・・・
「眩しっ!そして、美しっ!」
これまで刀剣を鑑賞しても、ピンと来たことがないという皆様、
もしかしたら、この刃紋鑑賞ケースで鑑賞すれば、刀剣の魅力に開眼するかもしれないですよ。
ちなみに。
会場の出口には、大量のガチャガチャがありました。
ほとんど刀剣乱舞関連・・・。
“ここに関しては、完全に刀剣乱舞ブームに乗っかりましたね('ー' )”
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ザ★刀剣 ─ 千年の匠の技と美
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