練馬区立美術館にて、2013年より毎年開催されてきた “練馬区立美術館コレクション展 シリーズ時代と美術” 。
練馬区立美術館の約6700点のコレクションの中から、
名作・話題作・隠れた傑作などを精選し紹介していくシリーズです。
そのフィナーレを飾る “1990~2000年代 辰野登恵子 《Untitled 92-8》 を中心に” に行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
今回焦点が当てられているのは、1990~2000年代。
バブル崩壊やインターネット社会など、
まさに激動の時代に生まれたアート作品の数々が、
この時代を巡るキーワードとともに紹介されています。
だいぶ昔や、少し昔 (=昭和時代) 、現代の美術展を紹介する展覧会は多く開催されていますが。
ほんの少し昔の美術作品を紹介する展覧会は、
意外とありそうでなかったので、大変興味深かったです。
ただ、1930~50年代前半がテーマのシリーズ1回目が充実していたのに比べると、
1990~2000年代がテーマの今回の展覧会は、ややパワーダウンの感が否めませんでした。
村上隆さんや奈良美智さん、Chim↑Pomといった、
1990~2000年代のアートシーンを語る上で外せないアーティストの作品があれば、
また印象も違ったのでしょうが。。。
あくまで練馬区立美術館のコレクションありきの展覧会。
練馬区立美術館コレクションだけでは、そこまで1990~2000年代を掘り下げられなかったのでしょう。
とはいえ、展覧会は無料。
珍しい作品がサクッと観られるのは、嬉しい限り。
行って損は無い展覧会です。
個人的には、須田悦弘さんの木彫作品が2点出展されていたのが嬉しいところ。
今回も、小さな作品ですので、お見逃しなきように。
写真の中に2作品が隠れて (?) います。
それから、石原友明さんの作品が気になりました。
石原友明さんは、森村泰昌さんが鮮烈的なデビューを飾った、
伝説の展覧会 “ラデカルな意志のスマイル” の3人の出展作家のうちの1人。
僕の中で、森村泰昌さんの陰に隠れてしまっている人というイメージがあったのですが (笑)
熊のぬいぐるみが収められた謎のオブジェ 《文化住宅―去勢》 は、なかなかのインパクト。
決して、森村泰昌さんの陰に隠れてしまっている人ではありませんでした。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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名作・話題作・隠れた傑作などを精選し紹介していくシリーズです。
そのフィナーレを飾る “1990~2000年代 辰野登恵子 《Untitled 92-8》 を中心に” に行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
今回焦点が当てられているのは、1990~2000年代。
バブル崩壊やインターネット社会など、
まさに激動の時代に生まれたアート作品の数々が、
この時代を巡るキーワードとともに紹介されています。
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ほんの少し昔の美術作品を紹介する展覧会は、
意外とありそうでなかったので、大変興味深かったです。
ただ、1930~50年代前半がテーマのシリーズ1回目が充実していたのに比べると、
1990~2000年代がテーマの今回の展覧会は、ややパワーダウンの感が否めませんでした。
村上隆さんや奈良美智さん、Chim↑Pomといった、
1990~2000年代のアートシーンを語る上で外せないアーティストの作品があれば、
また印象も違ったのでしょうが。。。
あくまで練馬区立美術館のコレクションありきの展覧会。
練馬区立美術館コレクションだけでは、そこまで1990~2000年代を掘り下げられなかったのでしょう。
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個人的には、須田悦弘さんの木彫作品が2点出展されていたのが嬉しいところ。
今回も、小さな作品ですので、お見逃しなきように。
写真の中に2作品が隠れて (?) います。
それから、石原友明さんの作品が気になりました。
石原友明さんは、森村泰昌さんが鮮烈的なデビューを飾った、
伝説の展覧会 “ラデカルな意志のスマイル” の3人の出展作家のうちの1人。
僕の中で、森村泰昌さんの陰に隠れてしまっている人というイメージがあったのですが (笑)
熊のぬいぐるみが収められた謎のオブジェ 《文化住宅―去勢》 は、なかなかのインパクト。
決して、森村泰昌さんの陰に隠れてしまっている人ではありませんでした。
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