NHKBSプレミアムで放映中の人気番組 『美の壺』 が、
今年で、めでたく放送10周年を迎えることとなりました。
それを記念して、Gallery A4 (ギャラリーエークワッド) にて、
7月29日まで、“「美の壺」和モダン・暮らしと憧れ展” が開催されています。
江戸小紋や根付、盆栽といったオーソドックスな美から、
煙突や京都の鱧といったマニアック (?) な美まで。
これまでに番組が取り上げた美は、実に370テーマを超えています!
(個人的には、file257 「モンブラン」 の回がマニアックすぎて、神回だと思っていますw)
今回の “美の壺展” は、特に 「和モダン」 の世界に焦点を当てて構成されているのが特徴です。
そんな “美の壺展” の鑑賞のツボをご紹介してまいりましょう。
壱のツボ 番組で取り上げられた美を、鑑賞のツボを参考に楽しむ
手ぬぐいや、
切子、ボンボニエール (もともとは砂糖菓子を入れるための容器) など、
特に視聴者からの反響が大きかったテーマが、
パネルだけでなく実物とともに紹介されています。
コレクター所蔵の貴重なものも多く、ちょっとした工芸展といった様相でした。
「工芸って、よくわからなくて。。。」
という方でも、ご安心を。
番組で紹介された鑑賞のツボを参考にすると、鑑賞ポイントがすっきりわかります。
弐のツボ 再現された佐々木邸を隅々まで味わう
今回の展覧会の最大の目玉は、なんといっても、
典型的な昭和の都市分譲住宅である佐々木邸の書斎と縁側の完全再現です。
軒下の細部にいたるまで、こだわって制作されており、
単に再現したというレベルを、遥かに超えていました。
もはやギャラリー内に1軒の家を建ててしまったという感じです。
さすが、竹中工務店が運営しているギャラリー。
気合が違います。
ここを観るためだけに行く価値は、大いにあり。
参のツボ 草刈正雄のメッセージを見逃すな
展覧会のオープニングを飾るのは、『美の壺』 のナビゲーターを務める草刈正雄による映像。
なんと、この展開のための撮り下ろしです。
番組ファンならば、絶対に見逃せません。
ちなみに。
これだけ見どころの多い展覧会ながら、鑑賞料は無料です (←四のツボ!)。
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「美の壺」和モダン・暮らしと憧れ展
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