偶像(アイドル)の系譜―神々と藝能の一万年―
國學院大學の渋谷キャンパス内にある國學院大學博物館へ行ってきました。2013年に発足したばかりということで、キレイな館内。展示は、全部で4つのゾーンに分かれており、そのうちの考古ゾーンに関しては、写真撮影も可能となっています。入館料は無料。だからと言って、展示品がショボいというわけではありません。《火焔土器》 や、《埴輪》...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《大阪医専(大阪府大阪市北区)》
先月と同様に、国宝ハンターの大阪ロケが、17時で終了。東京へと向かう高速バスの搭乗時間まで、はてさて何をして時間を潰そうか。あっ、そうだいずれ開催したいと思っているみんなの大大阪建築ツアーのために、大阪の名建築を観て回ろう!イギリスの情報紙 『THE TIMES』 にて、「世界を代表する20の建造物」...
View Article村上春樹とイラストレーター-佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸-
現在、ちひろ美術館・東京では、(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)“村上春樹とイラストレーター-佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸-” が開催中。こちらは、村上春樹さんとイラストレーターをテーマにした初の展覧会で、これまでに村上文学を彩ってきたイラストレーションの数々が紹介されています。...
View Articleふたつの柱 −江戸絵画/現代美術をめぐる
現在、千葉市美術館では、“ふたつの柱 -江戸絵画/現代美術をめぐる” と題したコレクション展が開催されています。千葉市美術館のコレクションのまさに 「ふたつの柱」...
View ArticleSeed 山種美術館 日本画アワード 2016
かつて山種美術館で開催されていた伝説の展覧会 “今日の日本画 山種美術館賞展 ” が、開館50周年を記念し、リニューアル&パワーアップして約20年ぶりの復活を果たすこととなりました!新人日本画家の登龍門であった “今日の日本画 山種美術館賞展 ” のイズムを継承し、満45歳以下の日本国内在住者 (国籍不問) であれば、誰でも日本画を出展できる公募展。それが、今年からリスタートした “Seed...
View Article中島千波とおもちゃシリーズ 画家のひみつ
美術界の第一線で活躍する日本画家・中島千波さんの展覧会が、5月31日から7月10日まで、渋谷区立松濤美術館で開催されています。中島千波さんの代名詞といえば、桜。そのため、“桜の絵を描いている日本画家” と思われている方も多いことでしょう。しかし、今回の渋谷区立松濤美術館での展覧会では、桜の絵が主役ではありません!“中島千波とおもちゃシリーズ 画家のひみつ”...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪...
View Articleサイ・トゥオンブリーの写真―変奏のリリシズム
昨年、原美術館にて、日本で初となるサイ・トゥオンブリーの回顧展が開催され、話題となりました。悲しいかな、僕は、結局サイ・トゥオンブリーの作品の魅力が、よくわからなかったのですが。僕の周囲のアート関係者 (特にアーティストの方々!) は、口々に、そのサイ・トゥオンブリーの回顧展を絶賛していました。さて、そんな “わかる人にはわかるアーティスト”...
View Articleバロン住友の美的生活―美の夢は終わらない。Ⅱ
住友グループの基礎を築いた住友家15代当主・住友春翠。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)その生誕150年を記念し、美術愛好家としての住友春翠の側面を、彼と関わりの深い名品の数々とともに紹介する特別展 「バロン住友の美的生活―美の夢は終わらない。」。その第2部となる “数寄者 住友春翠―和の美を愉しむ” が、今月4日より始まっています。第1部に当たる “バロン...
View Articleモンドリアンに関する説(後編)
ノーヒントでは、モンドリアンクイズの正解者は現れそうにありません。そこで、アートツアーにご参加頂いたお客さんを巻き込んで、別の検証方法を試してみることに。まずは、こんなパネルを用意。「ゴッホよりピカソより普通にラッセンが好きな人、普通に多い説」...
View Articleモンドリアンに関する説(前編)
アートテラー・とに~が信じる美術に関する説を持ち寄り検証していく新企画。まずは、こちらの絵画をご覧くださいませ。こちらは、イヴ・サンローランやミッフィーの作者ディック・ブルーナにも影響を与えた、オランダの抽象画家の巨匠ピエト・モンドリアンの代表作 《赤、青、黄のコンポジション》...
View Article奥村雄樹による高橋尚愛展
本日ご紹介するのは、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催中の “奥村雄樹による高橋尚愛展” 。若手現代アーティスト・奥村雄樹氏 (1978~、写真中央) が、謎多きアーティスト・高橋尚愛氏 (1940~、写真左)...
View Article声ノマ 全身詩人、吉増剛造展
東京国立近代美術館で開催中の “声ノマ 全身詩人、吉増剛造展” に行ってきました。こちらは、日本を代表する詩人・吉増剛造氏 (1939~) の多彩な創作活動を紹介する展覧会です。文学館ではなく、美術館で詩人を紹介する展覧会は、おそらく初ではないかとのこと。かなりチャレンジングな展覧会と言えましょう。ちなみに、タイトルにある 『全身詩人』...
View Articleみんな、うちのコレクションです
本日ご紹介するのは、原美術館で開催中の “みんな、うちのコレクションです” という展覧会。こちらは、タイトルずばり、うち (=原美術館) のコレクション展です。1000点を超える原美術館のコレクションの中から、うち (=もともとは邸宅であった原美術館の建築) の雰囲気とマッチする作品の数々が紹介されています。 ピピロッティ・リスト 《Laplamp》...
View Article第百二十三話 国宝ハンター、握手する!
~前回までのあらすじ~ 国宝は、僕のアモーレです。 そんな国宝ハンターは、国宝をすべて目にするために、日本全国を飛び回っている。 前回は、和歌山&大阪へ。 半日をかけて、5件の国宝をゲットすることに成功。 しかし、ゴールはまだまだ遠い。今回の旅の舞台は、奈良県。約3年ぶり (第五十三話)...
View Articleポンピドゥー・センター傑作展
東京都美術館で開催中の・・・“ポンピドゥー・センター傑作展 ―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―” に行ってきました。こちらは、フランスを代表する近現代美術の殿堂ポンピドゥー・センターの所蔵作品の数々を紹介する展覧会です。・・・・・と言っても、これまでに日本で開催されてきた “○○美術館展”...
View Article練馬区立美術館コレクション展 シリーズ時代と美術4
練馬区立美術館にて、2013年より毎年開催されてきた “練馬区立美術館コレクション展 シリーズ時代と美術” 。練馬区立美術館の約6700点のコレクションの中から、名作・話題作・隠れた傑作などを精選し紹介していくシリーズです。そのフィナーレを飾る “1990~2000年代 辰野登恵子 《Untitled 92-8》 を中心に”...
View Article「美の壺」和モダン・暮らしと憧れ展
NHKBSプレミアムで放映中の人気番組 『美の壺』 が、今年で、めでたく放送10周年を迎えることとなりました。それを記念して、Gallery A4 (ギャラリーエークワッド) にて、7月29日まで、“「美の壺」和モダン・暮らしと憧れ展” が開催されています。江戸小紋や根付、盆栽といったオーソドックスな美から、煙突や京都の鱧といったマニアック (?) な美まで。...
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