先月18日に、天王洲アイルにオープンしたばかりの建築倉庫ミュージアムに行ってきました。
こちらは、倉庫業界の大手・寺田倉庫の本社1階に開設された日本初となる建築模型のミュージアムです。
この大きな扉を抜けると、そこは・・・・・
倉庫というだけあって、倉庫でした。
そして、棚にズラリと並んでいるのは、たくさんの建築模型。
with その箱。
それも、2014年に “建築界のノーベル賞” と言われるプリツカー賞を受賞した坂茂さんや、
横須賀美術館やチューリッヒ空港の設計でも知られる山本理顕さん、
新国立競技場のコンペでも話題の隈研吾さん、
現在活躍中の日本を代表する建築家の建築模型が多くディスプレイされています。
建築について詳しくなくても、
精巧に作られた模型は、見ているだけでワクワクするものがありました。
ちなみに、建築について詳しく知りたい方は、QRコードを使って解説を読み取ることができます。
さてさて、実は、これらの模型。
これまでは、各建築家の事務所のバックヤードで眠っていたのだとか。
「それはもったいない!」 ということで誕生したのが、この建築倉庫ミュージアム。
建築家の皆さんはリアルに倉庫を借りるように、この棚を借りているのだそうです。
それに対し、建築倉庫ミュージアムは、メンテナンスとキュレーションを提供。
まさに、Win-Winの関係です。
・・・いや、来場者は見て楽しめる、
さらには、写真を自由に撮影して楽しめることを考えれば、Win-Win-Winの関係です。
(↑例えば、隈研吾さん設計の 「TOYAMAキラリ」 の模型を、こんな風に写真撮影することも可能)
ちなみに、常設展示という形ではないそうで、常時入れ替えられるとのこと。
僕が訪れた時には、昨年の “フランク・ゲーリー展” で展示されていた彼の自邸の模型や、
今年の秋にオープンが控え、建築界だけでなく、
アート界も注目しているアートパビリオン 「洸庭」 (設計はアーティストの名和晃平さんが主宰するSANDWICH) の模型、
世界的なインテリアデザイナー片山正通さん率いるWonderWallの模型の数々も展示されていました。
さて、建築倉庫ミュージアムの棚には、まだ若干の余裕がありました。
今後、この棚にどんな建築模型が並ぶのでしょうか。
今からワクワクします。
これからも注目していきたい、何度でも通いたくなるミュージアムです。
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建築倉庫ミュージアム
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