名画にBGMを合わせてみる。
すると、普通に観るよりも、何倍も感動を覚えることがあります。
例えば、ミケランジェロの 《最後の審判》 。
世界の終末が描かれた傑作中の傑作である。
この名画は、こんなBGMと合わせて楽しむことをオススメしたい。
人々が天国と地獄に分けられるという、
手に汗握るドラマチックな場面が、より強調されることであろう。
この際に、決して合わせてはいけないのが、こちらのBGMである。
確かに、“終わり” には違いないが、
ミケランジェロが描いたのは、そういう “終わり” ではない。
しかも、この音楽のせいで、キリストが、
心なしかてんやわんやしているように見えてしまってならない。
というわけで、今回は、このように、
“絶対合わせてはいけない” 名画とBGMのカップリング例の数々を紹介しよう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 《最後の晩餐》 × ???
いわずと知れたレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作。
最後の晩餐の最中に、「ここにいる弟子の中の一人が私を裏切る」 と、
いきなりキリストが予言するというセンセーショナルなシーンが描かれています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
「みんな、ちょっと話があるんだ。」
「どうしたの、キリスト君?」
「俺、明日、この家出てくわ。」
「え~~」
メンバー、騒然。
スタジオでモニタリングしていた芸能人たちも騒然。
カラヴァッジョ 《聖マタイの召命》 × ???
舞台は、酒場のような暗い部屋。
そこに、颯爽とキリストが入店。
入るやいなや、テーブルに座っていた徴税人のマタイに、
「私に付き添うように!」 と呼びかけるという実に劇的な場面が描かれています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
緊張感がゼロに。
「すいませーん!トイレ借りていいですかー?」
「あっ、トイレは、雑誌コーナーの奥です」
「あっちですね!」
というやり取りにしか見えなくなりました。
カルパッチョ 《エルサレムにおける聖ステパノの説教》 × ???
聖ステパノが台座に立って説教をしている場面を描いた作品。
指を空に向けながら、聖ステパノは聴衆を神への瞑想へと導いています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
「いいだろ、この服新しく買ってもらったんだ」
「うちの教祖、えらいんだぞ。キリストだぞ。」
「悪いなあ、この台座三人までしか乗れないんだよ。」
とか言ってる。たぶん。
ターナー 《雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道》 × ???
イギリスを代表するロマン主義の風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー晩年の傑作。
雨の中、グレート・ウェスタン鉄道の蒸気機関車が、
テムズ川に架かる橋の上を蒸気をあげながら走るスピード感あふれる情景が描かれています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
スピード感は、どこへやら。
鉄道に顔がついているような気がしてなりません。
森本レオの、こんなナレーションが聞こえてきそうです。
「このお話の出演は、パーシーとトップハム・ハット卿でした。」
歌川国芳 《みかけハこハゐが とんだいゝ人だ》 × ???
奇想の浮世絵師・歌川国芳。
彼のオリジナリティ溢れる発想力が、いかんなく発揮された一枚です。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
欽ちゃんの顔が、ちらついてなりません。
「審査員の先生方、もう少し点数あげてよ~」
「家族全員で頑張ったんだよ~」
「みかけハこハゐが とんだいゝ人だよ~」
欽ちゃんのおかげで、ユーモア賞を受賞。
いかがだったであろうか。
これらのBGMには、要注意。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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例えば、ミケランジェロの 《最後の審判》 。
世界の終末が描かれた傑作中の傑作である。
この名画は、こんなBGMと合わせて楽しむことをオススメしたい。
人々が天国と地獄に分けられるという、
手に汗握るドラマチックな場面が、より強調されることであろう。
この際に、決して合わせてはいけないのが、こちらのBGMである。
確かに、“終わり” には違いないが、
ミケランジェロが描いたのは、そういう “終わり” ではない。
しかも、この音楽のせいで、キリストが、
心なしかてんやわんやしているように見えてしまってならない。
というわけで、今回は、このように、
“絶対合わせてはいけない” 名画とBGMのカップリング例の数々を紹介しよう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 《最後の晩餐》 × ???
いわずと知れたレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作。
最後の晩餐の最中に、「ここにいる弟子の中の一人が私を裏切る」 と、
いきなりキリストが予言するというセンセーショナルなシーンが描かれています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
「みんな、ちょっと話があるんだ。」
「どうしたの、キリスト君?」
「俺、明日、この家出てくわ。」
「え~~」
メンバー、騒然。
スタジオでモニタリングしていた芸能人たちも騒然。
カラヴァッジョ 《聖マタイの召命》 × ???
舞台は、酒場のような暗い部屋。
そこに、颯爽とキリストが入店。
入るやいなや、テーブルに座っていた徴税人のマタイに、
「私に付き添うように!」 と呼びかけるという実に劇的な場面が描かれています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
緊張感がゼロに。
「すいませーん!トイレ借りていいですかー?」
「あっ、トイレは、雑誌コーナーの奥です」
「あっちですね!」
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カルパッチョ 《エルサレムにおける聖ステパノの説教》 × ???
聖ステパノが台座に立って説教をしている場面を描いた作品。
指を空に向けながら、聖ステパノは聴衆を神への瞑想へと導いています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
「いいだろ、この服新しく買ってもらったんだ」
「うちの教祖、えらいんだぞ。キリストだぞ。」
「悪いなあ、この台座三人までしか乗れないんだよ。」
とか言ってる。たぶん。
ターナー 《雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道》 × ???
イギリスを代表するロマン主義の風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー晩年の傑作。
雨の中、グレート・ウェスタン鉄道の蒸気機関車が、
テムズ川に架かる橋の上を蒸気をあげながら走るスピード感あふれる情景が描かれています。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
スピード感は、どこへやら。
鉄道に顔がついているような気がしてなりません。
森本レオの、こんなナレーションが聞こえてきそうです。
「このお話の出演は、パーシーとトップハム・ハット卿でした。」
歌川国芳 《みかけハこハゐが とんだいゝ人だ》 × ???
奇想の浮世絵師・歌川国芳。
彼のオリジナリティ溢れる発想力が、いかんなく発揮された一枚です。
この名画に、あの音楽を合わせてしまうと・・・
欽ちゃんの顔が、ちらついてなりません。
「審査員の先生方、もう少し点数あげてよ~」
「家族全員で頑張ったんだよ~」
「みかけハこハゐが とんだいゝ人だよ~」
欽ちゃんのおかげで、ユーモア賞を受賞。
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