Gallery A4 (ギャラリーエークワッド) で開催中の・・・
“Aino Aalto アイノ・アールト Architect and Designer ―Alvar Aaltoと歩んだ25年―” に行ってきました。
こちらは、フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家アルヴァ・アールト。
・・・・・ではなく、その妻であるアイノ・アールトに焦点を当てた展覧会です。
日本でアイノ・アールトの展覧会が開催されるのは、もちろん初。
世界でアイノ・アールトの展覧会が開催されるのも、おそらく初とのこと。
実に貴重な展覧会なのです。
「アイノ・アールトって誰?」
という方 (僕を筆頭に) でも、
彼女がデザインしたグラスは一度は目にしたことがあるかもしれません。
イッタラの代名詞とも言うべき、こちらのグラスをデザインしたのが、何を隠そうアイノ・アールト。
表面に凹凸がつけられているのは、冷たいものを入れた時に濡れた表面で手を滑らせしまわないように。
女性ならではの細やかな心遣いから生まれたデザインなのです。
この他にも、彼女がデザインしたテキスタイルや、
デザインに深く関わったワゴンなども紹介されていました。
北欧デザインファン要チェックの展覧会となっています。
また、デザイナーとしてだけでなく、
夫アルヴァ・アールトと、二人三脚で建築家としても活動していたアイノ。
そんな彼女が手かげた建築の模型や、
デッサン、ドローイングなども展示されています。
建築ファンも要チェックの展覧会です。
特に注目したいのは、ヘルシンキにあるアールト夫妻の自邸。
この一部を、今回もGallery A4は完全再現しています (ただし、写真撮影は不可)。
さすが竹中工務店が運営しているギャラリーです。
さらに、今回は、大盤振る舞いにも (?)、
アールト夫妻がインテリアや家具デザインの一切を手がけた・・・
レストラン・サヴォイ (ラヴィントラ・サヴォイ) も完全再現しています!
こちらは、写真撮影可能。
しかも、座ることも可能です!
レストラン・サヴォイに来た気分を、思う存分味わうことが出来ます。
メニューを開いてみて、
「持ち合わせで足りるかなぁ・・・」 という気分も、思う存分味わうことが出来ます (笑)
無料とは思えない充実した展覧会でした。
ちなみに。
アイノ・アールトは、50代半ばで亡くなってしまいます。
その3年後に、夫アルヴァ・アールトは、
23歳年下で事務所のスタッフであった建築家のエリッサ・マキニエと再婚をしたそうです。
男ってヤツは。。。
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Aino Aalto アイノ・アールト Architect and Designer
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