武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の “生誕120年記念 小林かいち” に行ってきました。
こちらは、大正末期から昭和初期にかけて、
木版摺り絵葉書・絵封筒の図案作者として活躍したデザイナー小林かいち、
その生誕120年を記念して開催される大規模な回顧展です。
展示数は、実に500点以上!
武蔵野市立吉祥寺美術館の特別展示室は、そこまで広くはありませんが。
今回の展覧会に関しては、かなりの見ごたえ。
しかも、これで入館料100円とは、破格も破格です。
さて、先ほど、さらっと生誕120年というフレーズが登場しましたが、
実は、小林かいちの経歴や生年月日が明らかになったのは、2008年のこと。
それまでは、「謎のデザイナー」 と言われており、
彼の次男が名乗り出たことで、初めてその素性が明らかになったのです。
(かいちの次男は、“小林かいち” が父の “小林嘉一郎” が同一人物だとは思ってもみなかったのだとか)
ちなみに、そんな 「謎のデザイナー」 だった小林かいちが、
再評価されるようになったのも、ここ最近の話で、1990年代以降のこと。
海外コレクターによる日本近代絵葉書コレクションが、
展覧会という形で公開され始めたのが、そのきっかけだったのだとか。
いわゆる、伊藤若冲パターン (←?) です。
小林かいちのデザインは、現代の目で見ても、十分にスタイリッシュ。
全く古臭い感じがありません。
でも、同時にどこかノスタルジックさも感じさせます。
男の僕でも、キュンとしてしまうくらいですから、
大正当時の女学生やモガは、きっともっとキュンキュンしていたことでしょう。
ちなみに、僕のお気に入りは、《クロスワード》 。
当時、新聞にも載り始めたクロスワードを、
いち早く図案に取り入れてしまう、そのセンスに脱帽です。
また、京都で活躍したかいちは、京都らしく舞妓をモチーフにした作品も制作しています。
日本画ではおなじみのモチーフも、かいちの手にかかると、この通り↓
センスしか感じられません!
海外のアートコレクターにウケるのも納得です。
最後に、今回の展覧会を通じて、
たくさんの数の小林かいち作品を目にしたことで発見した “小林かいちあるある” を。
描かれている女性、15頭身くらいになりがち。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
こちらは、大正末期から昭和初期にかけて、
木版摺り絵葉書・絵封筒の図案作者として活躍したデザイナー小林かいち、
その生誕120年を記念して開催される大規模な回顧展です。
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武蔵野市立吉祥寺美術館の特別展示室は、そこまで広くはありませんが。
今回の展覧会に関しては、かなりの見ごたえ。
しかも、これで入館料100円とは、破格も破格です。
さて、先ほど、さらっと生誕120年というフレーズが登場しましたが、
実は、小林かいちの経歴や生年月日が明らかになったのは、2008年のこと。
それまでは、「謎のデザイナー」 と言われており、
彼の次男が名乗り出たことで、初めてその素性が明らかになったのです。
(かいちの次男は、“小林かいち” が父の “小林嘉一郎” が同一人物だとは思ってもみなかったのだとか)
ちなみに、そんな 「謎のデザイナー」 だった小林かいちが、
再評価されるようになったのも、ここ最近の話で、1990年代以降のこと。
海外コレクターによる日本近代絵葉書コレクションが、
展覧会という形で公開され始めたのが、そのきっかけだったのだとか。
いわゆる、伊藤若冲パターン (←?) です。
小林かいちのデザインは、現代の目で見ても、十分にスタイリッシュ。
全く古臭い感じがありません。
でも、同時にどこかノスタルジックさも感じさせます。
男の僕でも、キュンとしてしまうくらいですから、
大正当時の女学生やモガは、きっともっとキュンキュンしていたことでしょう。
ちなみに、僕のお気に入りは、《クロスワード》 。
当時、新聞にも載り始めたクロスワードを、
いち早く図案に取り入れてしまう、そのセンスに脱帽です。
また、京都で活躍したかいちは、京都らしく舞妓をモチーフにした作品も制作しています。
日本画ではおなじみのモチーフも、かいちの手にかかると、この通り↓
センスしか感じられません!
海外のアートコレクターにウケるのも納得です。
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