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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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名建築をめっけんべ ~群馬編~

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いつも都内の名建築をツアー形式で紹介している “もしも建築ツアーズ”

今回は、行楽シーズンの秋の特別版。
都内を離れて、名建築を探しに行ってまいりました。
向かった先は…

『群馬』


果たして、どんな名建築と出会うことが出来たのか。
もしも建築ツアーズin群馬、バスに乗ってスタートですバス


01 桐生市市民文化会館/坂倉建築研究所
 群馬県桐生市織姫町2-5
  両毛線・わたらせ渓谷線桐生駅南口より徒歩約10分
  上毛線西桐生駅より徒歩約15分
  桐生線新桐生駅より徒歩約20分


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-桐生市市民文化会館  アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-桐生市市民文化会館


右矢印ここに注目!
 ○まゆ形をイメージし、遠くから見ると浮遊しているように見える大屋根が最大の特徴
 ○繭型の皿の上は屋上庭園がある

[とに~の呟き]
「この無駄なくらいのスケールの大きさは、都内ではお目にかかれないレベルですw
 遠くから見たなら、きっとUFOと勘違いしたことでしょう。ねぇ、矢追さん?」




02 みどり市立富弘美術館/ヨコミゾマコト
 群馬県みどり市東町草木86
  わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線 神戸駅より路線バスで15分もしくは徒歩約1時間

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-新富弘美術館  
アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-新富弘美術館  アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-富弘美術館


右矢印ここに注目!
 ○世界最大規模のコンペ (応募総数1211件!) を勝ち取ったヨコミゾマコトの代表作
 ○円筒状の大小33の部屋があつまった廊下も柱もまったくない建物
 ○各展示室の壁や床は作風に合わせて少しずつ違う

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-富弘美術館


[とに~の呟き]
「これまでたくさんの建築を見てきましたが、円だけの部屋という建築は初体験!
 しかも、奇をてらっているだけかと思いきや、なんとも居心地の良い空間!
 さすが、ナンバーワン建築」




03 群馬県立近代美術館/磯崎新
 群馬県高崎市綿貫町992-1
  JR高崎駅東口より市内循環バス「ぐるりん」9系統群馬の森線「健大先回り」で「群馬の森」下車

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-群馬県立近代美術館

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-群馬県立近代美術館 アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-群馬県立近代美術館 展示室


右矢印ここに注目!
 ○12m角の立方体を組み合わせるだけで完成している建築
 ○“空洞としての美術館” がコンセプト
 ○自然光や人工照明など、展示室ごとに照明を変えている

[とに~の呟き]
「シンプルもここまで来ると、潔いし、気持ち良し。以上。 (コメントもシンプルに)」



04 鬼石多目的ホール/妹島和世
 群馬県藤岡市鬼石158
  秩父鉄道秩父本線樋口駅より約6.5㎞

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-鬼石多目的ホール

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-鬼石多目的ホール 縦  アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-鬼石多目的ホール


右矢印ここに注目!
 ○地元の鬼石杉と鉄のハイブリッド構造で、全面ガラス張りのモダンな建築物。
 ○3棟それぞれの高さを揃えるために、体育館棟は半地下になっている。
 ○建物の外側と内側の境界線が曖昧になっているような建物。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-鬼石多目的ホール


[とに~の呟き]
「平面図を見ると、ものすごく変な形。まるでアメーバのような建築。
 こんな変な建築ながら、周囲は、どこにでもあるような住宅街というギャップが面白い」




今回紹介した建物は、通常と比べて少なく4点しかありませんが。
すべての建築を1日で巡るには、電車とバスなど公共交通では、ほぼ不可能。
レンタカーが必要となることでしょう。
皆様、くれぐれも安全運転で♪




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