~前回までのあらすじ~
前前前世から僕は国宝を探しはじめたのでは?
というくらいに、国宝を探して日本中を旅している男。
それが、国宝ハンター・とに~。
2011年8月に企画がスタートし、昨年12月までに867件の国宝をハンティングしてきました。
「遅いよ」 と怒る方もいらっしゃるでしょうが、これでもやれるだけ飛ばしてきてるのです。
今年は一体どんな国宝との出会いがあるのでしょうか?
さぁ、2017年一発目にゲットした国宝の名は。
2017年の国宝ハンターの活動は、国宝ハンターのホームグラウンド、トーハクから始まりました。
1月17日より開始された “特別展 春日大社 千年の至宝” にて、
未見だった 《金地螺鈿毛抜形太刀》 (ジャンル:工芸品) をハンティング。
これにて春日大社の所蔵する国宝14件はすべてコンプリート!
今日まで春日大社の宝物館を何度通ったことでしょうか。
もう通わなくても大丈夫なのかと思うと、感慨深いものがあります。
続いても東京で国宝ハンティング。
静嘉堂文庫美術館で開催中の “超・日本刀入門 ~名刀でわかる・名刀で知る~” にて、
《太刀〈銘包永/〉》 (ジャンル:工芸品) をゲットすることができました!
あぁ、こんな感じで、東京から出ることなく、国宝ハンターが続けられたらいいのに―
しかし、世の中、そんなウマい話があるわけはありません。
今年の展覧会スケジュールとにらめっこしていますが、
『国宝やって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』 な展覧会は、そう無いようです。
あったとしても、すでに目にしているものだったり。。。
はぁ。今年も、日本中を駆け巡る必要がありそうです。
というわけで。
1月25日。大阪へとやってきました。
今年も移動はもちろん夜行バス。
初心を忘れないためにも夜行バスです。
大阪に到着したのは、6時45分。
しかし、今回の旅の最初の目的地である道明寺天満宮の宝物館がオープンするのは、10時。
普通に電車で向かうと、約1時間で着いてしまうので、2時間以上余ってしまう計算です。
そこで、暇つぶしも兼ねて (?)、緊急企画。
大阪駅から道明寺天満宮のある道明寺駅まで、
テレ東の番組と同じ要領で、路線バスだけで乗り継ぐことにチャレンジしてみようと思います。
市バスの路線図を見るに、もっとも南に向かうのは、なんば行と判断。
7時19分発のバスに乗車します。
約20分ほどで、南海なんば駅に到着。
ここから乗り継げるバスを探そうと思ったのですが、見つからず。。。
仕方がないので、動物園が近くにある新今宮まで約2.5㎞を歩いて繋ぐことに。
本家っぽくなってきました。
30分後に新今宮のバス停を発見。
あべの橋行というバスが、8時20分にあるみたいです。
時計を見ると、8時21分。
なんと1分過ぎてしまっているではないですか!
8時55分のバスを待つのは賢明ではないと、
僕の心の中の太川陽介が判断し、あべの橋まで、さらに歩くことにしました。
すると、その数分後に・・・
あべの橋行のバスが横を通過していきました。
「なんだ、バス遅れてたのかぁ。少し待てばよかったよぉ」
僕の心の中の蛭子能収がボヤきました。
太川陽介め!
あべの橋は、あべのハルカスのお膝元。
それだけにバスの路線も豊富です。
ただ、バスの運転手さん曰く、道明寺駅行は無いそうで、
もっとも道明寺に近づけそうなのは、出戸バスターミナル行とのこと。
8時45分発のに乗り込みます。
・・・・・・・と思ったのですが。
ここから30分くらい乗ったとして、9時15分。
さらに、そこから運良く道明寺行があって、
しかもタイミング良く乗り継げだとしても、やはり30分くらいはかかるでしょう。。。
あれ?10時超えちゃうんじゃね??
というわけで、ローカル路線バス乗り継ぎの旅ごっこは終わり。
バスで乗り継ぐことよりも、国宝をハンティングすることのほうが大事なのです。
普通に大阪阿部野橋から近鉄線で道明寺駅に向かうことにしました。
良い感じに風情のある駅前の商店街を抜けて、道明寺天満宮へ。
ただ、10時までにはまだちょっと余裕があるので、周辺を散歩してみることにしました。
すると、デジャヴが・・・。
「あれっ、ここ来たことある?!」
前回は土師ノ里駅から向かったので途中まで気づかなかったのですが、
こちらの道明寺には、2013年 (第七十一話) で一度訪れていたことがあったのです。
なんという二度手間!
まぁ、でも、確か、前回は毎月18日しか公開されない国宝ってことで来たはず!
今日は25日だし。
どちらにせよ、2回来なきゃいけなかったんだよ。うんうん。
・・・・・・・ん?!
これぞ二度手間。
まさに二度手間。
新年早々、なんかショックです。
ともあれ、気を取り直して、道明寺天満宮の宝物館へ。
菅原道真とゆかりの深い道明寺天満宮で年に数回公開されている国宝が、
道真が愛したと伝えられる遺品 《牙笏》、 《青白磁円硯》、 《玳瑁装牙櫛》、
《犀角柄刀子》 、《銀装革帯》、 《伯牙弾琴鏡》 (ジャンル:工芸品) の6点セットです。
国宝としては、合わせて1件。
せめて2件か3件になりませんか?文化庁さん!
個人的には、《銀装革帯》 が印象的でした。
カウボーイが付けてそうな派手なベルト。
菅原道真のファッションセンスって、意外とワイルドだったのですね。
象嵌された15個の水晶が赤く光っているのですが、
スペシャルサンドの真ん中のヤツに見えて仕方ありませんでした。
ヤマザキ スペシャルサンド×3個/ヤマザキパン
今現在の国宝ハンティング数 870/1101
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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前前前世から僕は国宝を探しはじめたのでは?
というくらいに、国宝を探して日本中を旅している男。
それが、国宝ハンター・とに~。
2011年8月に企画がスタートし、昨年12月までに867件の国宝をハンティングしてきました。
「遅いよ」 と怒る方もいらっしゃるでしょうが、これでもやれるだけ飛ばしてきてるのです。
今年は一体どんな国宝との出会いがあるのでしょうか?
さぁ、2017年一発目にゲットした国宝の名は。
2017年の国宝ハンターの活動は、国宝ハンターのホームグラウンド、トーハクから始まりました。
1月17日より開始された “特別展 春日大社 千年の至宝” にて、
未見だった 《金地螺鈿毛抜形太刀》 (ジャンル:工芸品) をハンティング。
これにて春日大社の所蔵する国宝14件はすべてコンプリート!
今日まで春日大社の宝物館を何度通ったことでしょうか。
もう通わなくても大丈夫なのかと思うと、感慨深いものがあります。
続いても東京で国宝ハンティング。
静嘉堂文庫美術館で開催中の “超・日本刀入門 ~名刀でわかる・名刀で知る~” にて、
《太刀〈銘包永/〉》 (ジャンル:工芸品) をゲットすることができました!
あぁ、こんな感じで、東京から出ることなく、国宝ハンターが続けられたらいいのに―
しかし、世の中、そんなウマい話があるわけはありません。
今年の展覧会スケジュールとにらめっこしていますが、
『国宝やって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』 な展覧会は、そう無いようです。
あったとしても、すでに目にしているものだったり。。。
はぁ。今年も、日本中を駆け巡る必要がありそうです。
というわけで。
1月25日。大阪へとやってきました。
今年も移動はもちろん夜行バス。
初心を忘れないためにも夜行バスです。
大阪に到着したのは、6時45分。
しかし、今回の旅の最初の目的地である道明寺天満宮の宝物館がオープンするのは、10時。
普通に電車で向かうと、約1時間で着いてしまうので、2時間以上余ってしまう計算です。
そこで、暇つぶしも兼ねて (?)、緊急企画。
大阪駅から道明寺天満宮のある道明寺駅まで、
テレ東の番組と同じ要領で、路線バスだけで乗り継ぐことにチャレンジしてみようと思います。
市バスの路線図を見るに、もっとも南に向かうのは、なんば行と判断。
7時19分発のバスに乗車します。
約20分ほどで、南海なんば駅に到着。
ここから乗り継げるバスを探そうと思ったのですが、見つからず。。。
仕方がないので、動物園が近くにある新今宮まで約2.5㎞を歩いて繋ぐことに。
本家っぽくなってきました。
30分後に新今宮のバス停を発見。
あべの橋行というバスが、8時20分にあるみたいです。
時計を見ると、8時21分。
なんと1分過ぎてしまっているではないですか!
8時55分のバスを待つのは賢明ではないと、
僕の心の中の太川陽介が判断し、あべの橋まで、さらに歩くことにしました。
すると、その数分後に・・・
あべの橋行のバスが横を通過していきました。
「なんだ、バス遅れてたのかぁ。少し待てばよかったよぉ」
僕の心の中の蛭子能収がボヤきました。
太川陽介め!
あべの橋は、あべのハルカスのお膝元。
それだけにバスの路線も豊富です。
ただ、バスの運転手さん曰く、道明寺駅行は無いそうで、
もっとも道明寺に近づけそうなのは、出戸バスターミナル行とのこと。
8時45分発のに乗り込みます。
・・・・・・・と思ったのですが。
ここから30分くらい乗ったとして、9時15分。
さらに、そこから運良く道明寺行があって、
しかもタイミング良く乗り継げだとしても、やはり30分くらいはかかるでしょう。。。
あれ?10時超えちゃうんじゃね??
というわけで、ローカル路線バス乗り継ぎの旅ごっこは終わり。
バスで乗り継ぐことよりも、国宝をハンティングすることのほうが大事なのです。
普通に大阪阿部野橋から近鉄線で道明寺駅に向かうことにしました。
良い感じに風情のある駅前の商店街を抜けて、道明寺天満宮へ。
ただ、10時までにはまだちょっと余裕があるので、周辺を散歩してみることにしました。
すると、デジャヴが・・・。
「あれっ、ここ来たことある?!」
前回は土師ノ里駅から向かったので途中まで気づかなかったのですが、
こちらの道明寺には、2013年 (第七十一話) で一度訪れていたことがあったのです。
なんという二度手間!
まぁ、でも、確か、前回は毎月18日しか公開されない国宝ってことで来たはず!
今日は25日だし。
どちらにせよ、2回来なきゃいけなかったんだよ。うんうん。
・・・・・・・ん?!
これぞ二度手間。
まさに二度手間。
新年早々、なんかショックです。
ともあれ、気を取り直して、道明寺天満宮の宝物館へ。
菅原道真とゆかりの深い道明寺天満宮で年に数回公開されている国宝が、
道真が愛したと伝えられる遺品 《牙笏》、 《青白磁円硯》、 《玳瑁装牙櫛》、
《犀角柄刀子》 、《銀装革帯》、 《伯牙弾琴鏡》 (ジャンル:工芸品) の6点セットです。
国宝としては、合わせて1件。
せめて2件か3件になりませんか?文化庁さん!
個人的には、《銀装革帯》 が印象的でした。
カウボーイが付けてそうな派手なベルト。
菅原道真のファッションセンスって、意外とワイルドだったのですね。
象嵌された15個の水晶が赤く光っているのですが、
スペシャルサンドの真ん中のヤツに見えて仕方ありませんでした。
ヤマザキ スペシャルサンド×3個/ヤマザキパン
今現在の国宝ハンティング数 870/1101
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