現在、ポーラ ミュージアム アネックスで開催されているのは、
ガラスアーティストとして活躍する青木美歌さんの個展、“青木美歌「あなたに続く森」” です。
青木さんの作品を目にするのは、今回が初めて。
・・・・・にもかかわらず。
この造形をどこかで目にしたことがあるような気がしてなりません。
「なぜ??」
と疑問に思っていたら、のちにその理由が判明しました。
なんでも、青木さんのガラス作品のモチーフは、
粘菌やバクテリア、ウイルス、細胞といったミクロの生命体とのこと。
どうりでどこかで目にしたことがあるような気がするはずです。
しかし、粘菌や細胞はともかくも。
バクテリアやウイルスなんて、人間にとっては百害あって一利なし。
できれば、関わりたくない存在です。
そんなバクテリアやウイルスも・・・
青木さんの手にかかると、実に美しい姿に。
いつまでも眺めていたくなるほどでした。
もっと小さいサイズのを作って、アクセサリーにしたら流行りそうな予感。
個人的に最も印象に残っている作品は、《Genetic trip》 です。
空間に無数に漂っているのは、
何らかの胞子なのでしょうか。
もしくは、何らかの花粉。
はたまた、ハウスダストかもしれません。
でも、美しいので見惚れてしまいます。
ハウススターダスト。
また、ある意味で印象的だったのが、《Transmigration》 という作品です。
この作品だけは、どうしてもバクテリアやウイルスには思えませんでした。
絶対、ポンデリング。
それも、黒蜜きなこ。
しかし、作品以上に印象的だったのが、会場で上映されている青木さんの制作風景映像。
半分くらいは、ちゃんとガラスを扱っているところが紹介されていましたが。
半分くらいは、白衣を着て顕微鏡を眺めている姿が紹介されています。
ガラスアーティスト?リケジョ??
一瞬、STAP細胞の人かと思いました。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
↧
青木美歌「あなたに続く森」
↧